こんにゃちは、猫月です😸
子どもたちに保育活動を伝える導入場面
「みんながやりたくなるかなぁ」
「やり方が伝わるかなぁ」
なかなか悩ましいですよね😩
子どもたちの好みだって十人十色ですから
大人が悩んで準備した活動も
「やりたくなーいっ!!」😡
と一蹴されてしまうこともありますよね…😭
煽てて賺してやらせても
それって子どもの成長に繋がるの?🤔
というモヤモヤも積もりますしね…
私も20年以上この業界にいますけど
悩みは常について回ります
「今回は100点！」という確信はありません😹
それでも、more Betterを探って
あれやこれやと試しています
今回は、
残業や持ち帰りをしていた日々と
それをやめるようになったきっかけ
どう工夫して保育の準備と導入をしているか
そこに至るまでの変遷をお話していきます
残業と持ち帰りの日々…とお叱り
今でこそ定時退勤を通常にしていますが
保育士になって数年は
サービス残業や持ち帰り仕事は
毎日のようにしていました
事務仕事（PC作業）は割と得意な方なので
残業するとすれば保育準備ですね
以下は偏見ですが(笑)
保育の残業って
結局は保育の準備
というか、何かを作る作業だと思っています
ぶっちゃけ個人的には
運動会と発表会と壁面装飾が無くなるだけで
残業の80％は消えるんじゃないかな🤔
衣装を作る
装飾を作る
制作のパーツを作る
手作り玩具を作る
ティッシュを半分に切る
そのティッシュを詰める箱を作る
牛乳パックでイスを作る
牛乳パックで食器棚を作る
ひもを編む…
ひもを編む……
ひもを編む………
いや！ひもは買おうよ!!
ダ●ソーでもセ●アでも買えるじゃん！
丈夫なひも？
洗濯ロープを買おうよ！！
「お金が無いから」って
スズランテープをひたすら三つ編みにする
その人件費はいくらだよ？！
コストってのは
金銭・時間・人が含まれるんだよっ💢💢💢
話が大きく逸れました🙇
残業や持ち帰りをしても
既に日中の保育で疲れていますから
パフォーマンスはダダ下がりです
やればやるほどヌマるだけ
睡眠時間が減ると
翌日の仕事にも差し支えますし
あくびでもしようものなら先輩に怒られるし…
とにかく良い事なんてない！
と、わかっちゃいるけど
残業して
持ち帰りして
保育準備を進めていたんです😭
どうしてわかっているのに残業するの？
と聞かれれば
怒られるから…
というのが本音ではないでしょうか😹
そして、必死に準備した保育も
「あれが抜けてる」「これが足りない」と𠮟られる…
何とも世知辛い話ですねぇ…
ということで、
こんな時間の無駄遣いはないと
残業と持ち帰りはやめることにしました
残業も持ち帰りもしない保育を
残業と持ち帰りをやめたきっかけは
我が子の誕生です
保育園へのお迎えがあるので
残業する時間がない
育児・家事があるので
持ち帰っていられない
必要性に迫られて
残業も持ち帰りもしない保育準備を
考えるようになったんです
ここで、横道にぐいんっと逸れますが
あれ？？？
育児世代は、残業なしで仕事を仕上げてるのに
非育児世代は、どうして残業してるの？
もしかしなくても
残業って不要なんじゃないか、これ🤪
ということにも気づいちゃったんですねー
若手がノー残業でする仕事量を
先輩たちは残業してこなしている
「あれれ？おっかしーなー？」🤓
👆については
また別の機会にお話ししましょう🤗
話を導入に戻します
そうそう、
「保育の導入」と謳いながら
私がしているのは「保育準備」の話ですね
なぜこうなっているかというと
私は
「保育準備」をしながら
「保育の導入」を行うからです
はぁ？どういうこと？？？😲
私は、保育の中で保育準備をするので
保育の導入にも繋がっているのです
具体的な話をしていきましょう
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「保育準備」が「保育の導入」になる
例えば、ハロウィンの衣装🎃を作るとします
子どもたちが自由遊びをする中で
私は、お絵描きしている子たちと
ジャック・オー・ランタン🎃や
コウモリ🦇の絵などを描いています
そんなことをしていると
興味を持った子が絵を覗いてきます
👦何を描いてるのー？
😸ハロウィンのオバケだよ
👧だからカボチャ？魔女はいないの？
😸魔女ねぇ。コウモリはいるよ
🧒ゾンビも描いてよー
そんな感じで
子どもたちの「ハロウィン」のイメージを引き出していきます
お絵描きを楽しんでから
今度は制作のラフを作り始めます
😸これどう、カボチャに見える？
👧見える―。でも怖くなーい
👦えー、可愛いのが良いよ
👧オバケは怖いでしょー
🧒怖すぎるとお菓子もらえないかもよ？
子どもたちとワイワイしながら
制作のラフが出来上がっていくのです
そんな作業をしながら
👧魔女の杖が欲しい
👦マントを作りたい
🧒羽根としっぽ！
こうやって、制作するものが次々に決まっていきます
さらに、私がラフを作成する過程を見て
「自分で作れそうなモノ」を想像していきます
必要な道具や素材についても考えていきます
ここで、私が気を付けていることがあります
「ハロウィンだから衣装を作るよ」と
提案をしていないのです
子どもと一緒に保育準備することが
保育の導入になっているんです
私は、水たまりに小石を投げることを心掛けています
子どもたちの遊びの中に小さな波紋を起こして
響いた子が活動に参加してくれば良い
クラスの中で3人が参加したら
その子たちと仲の良い子も一緒に遊び始めます
6人も参加したら、もう小集団です
他の遊びをしていた子たちも
その様子に興味を持って眺め始めます
最初に制作していた子の誰かが完成させたら
空いた席に誰かが飛び込んできます
そして、次々に参加者が増えます
その日だけで全員が制作しないのは
珍しいことではありません
だから、1週間は活動を保障します
翌日には
前日に完成できなかった子や
改良点を思いついた子が制作を始めます
昨日は興味を示さなかった子も
今日はやってみようと加わってきます
私はと言えば、
その場その場で制作のサポートをしているだけなので
特別に制作の準備はしていません
全員が同じ物を作ることが無いですからね
それこそ“臨機応変”の世界
制作遊びで苦しいのは
全員に同じ完成品を求めることではないでしょうか
それ、小さい子にも通じますか？
「でも、それができるのは幼児からですよね？」😓
3歳未満児についても
基本的な行程は変わりません
内容はもちろん、子どもに合わせて変えますけれど
「さぁ、作りましょう」というより
「こんな遊びあるけど、やる？やってみない？」って感じです
3歳未満児で気をつけるのは
“距離感”ですかね
子どもが自分で近寄ってきた距離が
その子の最善の距離
大人が引き込んだり、近付いたりすると
興味より不安が勝ってしまいます
（あー、見にきたなぁ）
姿に気付きながら、その距離を維持します
物理的な距離が、心の距離と捉えています
席が空いた時に、自分から飛び込んできたら
それを喜べば良いんです
「○○ちゃんもやってみよっか」🤗
褒めもせず、淡々と遊び方を伝えていく
遊びが楽しければ、
子どもにとって最善の成果じゃないですか
「もし、参加しない子がいたら？」😰
それはきっと、
その子に楽しさが伝わらない遊びだったか
誘い方だったんでしょう
私が反省すべき点であって、
翌日のリベンジを目指します(笑)
毎日が「保育の導入」
私の中で、一番大事なことは
日頃の遊びで保育士が楽しんでいることですね
毎日の保育の中で
大人が楽しそうで
自分もやってみたいと思える遊びがある
そういう土壌が生成されているから
制作や運動遊びの時も
「なんか面白そうなことが始まるぞ？」
と信頼してもらえるんです
残業の件でもお話ししましたが
勤務時間外の労働は
仕事のモチベーションを下げます
保育者がモチベーション低く遊んでいたら
子どもの目に「楽しそう」とは映りませんよね
運動遊びを設定した時だって
まずは私が楽しんで遊ぶんです
「やってみよう」とか
「こんな遊びするよ」なんて誘わなくても
大人が楽しそうにしてれば、
子どもは魅力を感じて遊び始めますよ
2歳以降なんて、特にそういう時期でしょう？
大人がやって欲しくないことさえ、真似るんです(笑)
子どもに「やらせよう」とすると
子どもは「その手は食わないよ」と離れていきます
「お部屋の中は走っちゃいけません」と言うと
余計に子どもたちは部屋の中を走るじゃないですか🤣
自分の設定した保育に
子どもたちが乗ってきたら
それはもう“アタリ🎯”って思ってます
ハズレがほとんどで良い
😸こんな遊び好きだべ？
👧あんま好きじゃなーい
😸こんな遊び方ならどーよ？
👦ふーん…ちょっとやってみよかな
一斉に保育するからこそ
少ない時間で完結するのは難しいです
だから、一週間という時間の余裕を持つんです
自分にも、子どもたちにも👍
毎日の保育の中で
じんわ～りと導入して
その中で保育準備も進めるようにしています
そうすると、定時退勤も珍しいことではなくなってきます✌
あくまで私のやり方ですので
「是非、実践してください」😉
とは言いません（ってか、言えません💦）
ただ、工夫の余地はあると思いますので
「こんな保育のやり方もあるんだ」
と頭の片隅にでも置いてくだされば嬉しいです😻
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