【Q:主任・園長が苦手なタイプだった場合は?】

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みんなのQ&A

こんにゃちは、猫月だんくるおすてうすです。

質問をいただきました。

子どものケガや保護者対応などでミスが重なり、
最近、園長からの叱責が少しずつきつくなってきました
上司の態度が厳しくても、
保育士として働き続けられるでしょうか?

お話を伺う限り、
園長とのコミュニケーションで苦心されている様子が察せられました。
私もいろいろな園長・副園長と仕事をしてきたので、
関わり方で悩むことには共感ばかりです😰

優しいと評判の園長と馬が合わなかったり、
“四天王”👹と畏れられる園長からは受けが良かったり(笑)
先輩や後輩との関係で悩むことも、ままあると思います。

人間関係で大事なのは、
自分の領域に相手を踏み込ませない
相手の領域に踏み込まない
【課題の分離】
を意識することです。

【課題の分離】についてはアドラー心理学を参照いただければ幸いです。

今回は、私が職場でのコミュニケーションで心掛けていることについてお話していきます。

まぁ、所詮は園長だし?

「おい!いきなり毒かよっ!!」😩

あはは🤣
まー、そう思いますよね。

でも、私は実際にこのくらいのスタンスで関わっています。
相手を軽んじるというわけではなく、
必要以上に敬わない、といった感じでしょうか。

どういうことかお話しますと、
保育園では“園長”と“保育士”という関係ですが、
一歩でも園の外に出れば、どちらも“一般人”です。

「ピタゴラスイッチ」(NHK Eテレ)で
『ぼくのおとうさん』という歌があります。

僕のお父さんは、
家にいるときは「ぼくのおとうさん」
会社へ行くと「かいしゃいん」
お店に入ると「おきゃくさん」
と、その時々で呼ばれ方が変わっていくのです。

これ、園長も主任も同じですよね。
保育園にいるときは役割で肩書がつきますが、
仕事を終えればその肩書は外れます

ということはですね?
園長や主任が“偉い”というのは、妄想なんですよ😁
仮に、職場外でも職員に目上の立場で関わってくる上司がいるとしたら、
その人の社会性、どうかしてます🤫

「また、毒吐いたー」キタ――(゚∀゚)――!!

でもね?
実際、その人自身が偉いなんてことはないんですよ。
ただの役職なんです、園長も主任も。
だから「まぁ、所詮は園長だし?」くらいの心持ちで良いと思いますよ。

実際、一緒に仕事をした園長も仰っていました。
「管理職でもないし、園長なんて偉くないのよ😓」って。
うちの自治体でいえば、園長は一般企業でいう係長級ですからね。
(管理職は課長級以上)

ただし、役職によらず相手へ敬意を払うことは大事にしましょう🤗

人間関係【2:6:2】の法則

ユダヤの教えに
【2:6:2(1:7:2)の法則】というものがあります。

例えば
10人の人がいたら
1人はどんなことをしてもあなたのことを嫌い
2人はお互いにすべてを受け入れて親友になれる
ほかの7人はどちらでもない

岸見一郎

哲学的な感じもしますが、
「パレートの法則」と照らし合わせても、
実際にそうなるのだそうです。

簡単に言うと、
「全員に好かれるなんて無理だよ」
「関係ある人の1~2割は自分を嫌うんだから」

自分を嫌う1~2割の人を気にするくらいなら、
「自分を好いてくれる2割の人に目を向けよう😄」
ということでもあります。

こう考えると、人間関係を気楽に受け止められるようになります。

クラスの1~2割の子は、自分と馬が合わない
保護者の1~2割は、自分に好意的ではない。
同僚の1~2割は、自分と敵対する。

それが、ヒトとして自然なことなんです。

この2割に上司が入ると悩ましさはあるわけですが、
「相性が悪いのは、自分の責任の範囲外」と割り切れると思います。
(というか割り切りましょう!)

「この人とは、あくまで業務中だけの関係」
ビジネスライクに割り切るのも大事ですよ。

4つのタイプとコミュニケーションのポイント

上司や先輩との関係を築くことを
ボスマネジメントと言います。

『マネジメント』と聞くと、
「それは、上司の仕事でしょう?」🤔
と思われるかも知れませんね。

ですが、職場の人間関係を作っていくのは
役職によらず、全員が行っていくものです。

ここでは簡潔に、
行動科学と心理学をベースにした
4つのタイプとコミュニケーションのポイントについてお話していきます。

実際にタイプの判別をするには
50問程度の質問に答えてもらうのですが、
園長や主任に答えてもらうのは難しいと思いますので、
「そういう傾向があるんだー」😮
くらいにとらえておいてください。

4つのタイプを見ると、
「あぁ、あの人はこのタイプかな?」
というのに当てはまると思います。

ちなみに私は、
【影響・促進】【協働・協調】【分析・論理】
ほぼ同程度の傾向性が出ていました(笑)
面倒くささ全開ですね🤣
(まぁ、自覚してましたけど)

というように、複数の傾向性が見える人もいます。
コミュニケーションに正解はない、ってことですねー。

さきほどもビジネスライクでと申しましたが、
分析に労力を掛けていたら、疲れちゃいますからね。
「こんな感じの関わり方でどうだろう?」
くらいのスタンスで良いと思います🤗

人間関係で、誰とでも良好な関係を築くというのは、
ほぼほぼ無理な話です😩
だから、苦手な人がいたって良いんです。
「お互いの適度な間隔」で接することが大事だと思います。
もちろん、職場自体があなたの肌感に合わない場合は、
転職されることをお勧めします。
それはもう、個人の努力で解決、緩和できる状況ではないですからね。

ただ、どこの組織・集団に属しても、
誰かしらは馬の合わない人はいるし、
それが自然なことだということは、
頭の片隅に置いておいてください。

今回のお話が、参考になれば幸いです。

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