こんにゃちは、猫月です😸
いきなりですが、
“You Tube”などの動画はご覧になりますか?
出典は忘れてしまったんですが…🙇
人気配信者さんの動画は、
SE(効果音)が多いという話を聞いたことがあります
【効果音ラボ】さんなどフリー素材のサイトへ行くと
「あ、これよく聞く!」というSEが並んでいるかと思います
そういえば、
昭和のバラエティ番組でも
「ガチョーン!」とか
「せーの、ドン!」とか
口頭でも効果音を使ってましたねー😆
何の話がしたいかというとですね👌
私は保育中によく“オノマトペ”を使います
でも、保育だけじゃなくて、
日常生活でも良く使ってるんですよ
(だって、厨二だもの✌)
“オノマトペ”を使うと、
子どもたちが楽しんでいろんなことをしてくれるんです
大人の意を介してくれやすくなるとでもいうのかな
おもちゃを片付けるとか
手を洗うとか
着替えをするとか
子どもがしかめっ面😠するような場面、ありますよね
そんな子どもがイヤイヤするようなことも
ちょっと言葉掛けの工夫をするだけで
自分からやってくれるようになるなら
そんな嬉しいことはないじゃないですか🥰
ということで、
今回は生活に“オノマトペ”があると楽しくなるお話ですー
“オノマトペ”とは
ざっくりと、“オノマトペ”のお話をしておきます
“オノマトペ”(仏:onomatopēe 英:onomatopoeia)は
日本語にすると「擬音語」「擬態語」などと訳されます
雨が“パラパラ”と降る
風が“びゅうびゅう”と吹く
みたいな感じですね
日本語は、世界の中でもオノマトペの多い言語だと言われます
子どもが身体の痛みを訴えたとき
小児科医が「“ズキズキ”する?”チクチク”する?」
とたずねること、ありますよね
これが、
「脈打つように痛む?」とか
「刺すような痛さ?」だと
子どもはイメージしづらいわけです
これは、大人にも当てはまるわけで
今日の天気予報を説明するときに
「1㎜/hの雨が降る」と言われるより
「パラパラッとした雨が降る」と言われる方が
想像しやすいですよね😄
そういう、イメージを起こしやすいのが
“オノマトペ”の特徴だと言えます
こんな時に“オノマトペ”
“オノマトペ”を使うと、イメージがしやすい
では、具体的にどんな場面で使っているかのお話をしていきましょう
手洗いで“オノマトペ”
乳児の手洗いは
なかなか子どもに清潔の意義が伝わりづらいですね
絵本や紙芝居で
ばい菌の絵を見せたりもしますが
実際に目に見えるわけではありませんものねぇ🤔
私としては、
「手を洗う」動作が習慣付く
それが大事だと考えます
意義を理解するより前に
そのタイミングでは手を洗うのが当たり前になる
生活のリズムに組み込まれる
そういう感じです
意義を理解していても、
手を洗わない人はいます
大人の男子トイレ
驚くほど手を洗わずに出ていく人がいます😵
「清潔さ」を知っていても
習慣付いていないのです
ハンカチを持っていない人も結構いるんじゃないでしょうか
話を子どもの手洗いに戻します
まだ習慣付いていない子どもと手洗いをする時は
動作すべてに“オノマトペ”を付けます
お水をじゃー
お手々にちょん
あわあわ あわわー
ごしごしごしごしー
お手々の背中も あわあわ あわわー
お水をじゃー
あわあわ バイバーイ
こんな感じです🤗
言葉で手順を知らせるよりも、
動作をイメージがしやすいと思いませんか
動作が習慣付いてから
衛生について理解するというのも
ひとつの道筋だと
私は考えます
これがベストだとは思いませんが
要支援児もこれで手洗いを獲得できました
お子さんに合った支援方法を模索していく中で
生活動作を獲得していくために
「オノマトペが活かせる場合もある」
くらいに思っていただけたら嬉しいです🥰
集団行動で“オノマトペ”
私の職場は、いわゆる「一斉保育」を行っています
デイリーの中で
子どもたちに活動の切り替えを伝える場面が生じます
そんな時に私は
「ピーン ポーン パン ポーン♪」
とディナーチャイムのようなオノマトペを口にします
「これから、みんなにお知らせがあるよ」
の合図ですね
これをすることで、
子どもたちは私に注目します
その上で
「これから〇〇をします。
お片付けを手伝ってくれますか」
と呼び掛けます
遊んでいる中で
突然に次の行動を促されるよりも
オノマトペの予告があって、次の行動を伝えられる方が
子どもの中で
話を聞く体制が取れる
保育者の話に耳を傾ける
次の行動へ気持ちが切り替わる
という手順が取りやすいと思うのです
このオノマトペにはヒントがあって
医薬品のコマーシャル
最後に「ピンポーン」と音が鳴りますね
あれ、『薬事法』という法律で決まっているんです
薬事法の「ピンポーン」の目的は
消費者に使用法の注意書きを読むよう促すためですが
つまり「大事なことを伝えてますよ」の合図ですよね
だから保育の中でも
「これから大事なことを伝えますよ」
の合図があった方が良いなー
と考えたのです
行動をイメージするためのオノマトペです🤗
“徹底的に添加物不使用”のお惣菜をご自宅に感性を引き出す“オノマトペ”
子どもとオノマトペを使っていると
子ども自身が、自分を表現しやすくなります
言葉だけだと
なかなか伝えるのが難しいことも
「頭、ズキズキする」とか
「お腹がゴロゴロ言ってる」とか
自分なりの擬音などで伝えてくれるようになってきます
ケガをしたときも
「ゴンした」と
「ゴーンしたぁ」では
勢いの程度が違うのが伝わりますよね
(もちろん、子どもの姿は誰かしらが見ている前提ですよ?)
子どもたちは
ゆくゆくは、大人の目から離れていくのです
それこそ、6歳児で小学校へ通い始めるのですから
その時には、言葉やオノマトペを駆使しして
自分の思いや出来事を伝えられる力が欲しいわけです
自分の思いを伝達できると
感じたことを表現する意欲が高まりますよね
感じたことを表現できると
さらにその幅を広げたいと
子どもの感性が高まっていきます
インプットとアウトプットの好循環です
知識欲や思考力、人間性といった
「子どもの育みたい資質・能力」にも
つながっていくわけです
大事なのは“楽しそう”
オノマトペを使っていての最大の利点は
「楽しそう」が伝わることですかね♪
これはテクニックでもなんでもないのですが(笑)
お昼寝で「まだ眠いーぃ」という子も
残念ながら起こさなければならないことがあります
そういう子を移動させる時
私はクレーンゲームになり切ります🤖
BGMを口ずさみながら
「ウィーン」とアームで子どもの身体を抱えます
で、実際のゲームのように
掴めないとか
ちょっとだけズレるとかしながら
最終的に、抱えて移動しちゃうわけですね
着替えの援助をする時も
袖に手を通すたびに
「ピョン!」とか「ズボッ」とか
効果音を付けるんです
(うるさそう…)
ん?何か聞こえたような???🤣
まぁ、頻度はその時々によりますよ
子どもが自分でできるのに
大人がSEをつけてたら
その子には邪魔でしょうからねぇ
オノマトペに絶対的な効果があるわけではないですが
生活を楽しくするエッセンスではあるとも考えています
保育だけでなく
子どもと過ごす時間を楽しくするために
参考にしていただければ嬉しく思います🤗
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