子どもの手から、うまれる世界 #1

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子どもの手から生まれる世界#1『"つくる"ってどういうこと?』のサムネイルです。「保育園における制作遊びについて、作品づくりの完成度よりも、子どもの感じたこと・やってみたことが大切」という主旨で記事を書いています こんな遊び、どう?

こんにゃちは、猫月です😸

保育園では、絵の具・紙・粘土・クレヨン――
毎日のように「つくるあそび」があります

でも、子どもたちにとって大切なのは
「なにを作るか」よりも
「どう感じるか」「どう遊ぶか」ということ

「完成品」を目指すのではなく
“作っている途中そのもの”が、子どもにとっての表現なんです

保育園で行われている保育は
保育士が思いつきで考えているものではありませ

すべての保育士は「保育所保育指針」という
国の基準に基づいて、保育の内容を組み立てています

この中の「表現」という領域では
こんなふうに書かれています。

さらに、具体的な内容としても――
・水・砂・粘土などの素材に触れて楽しむこと
・音、形、色、手ざわりなどを味わいながら感じること
・自分の思いを、自分なりにあらわすこと
などが示されています

つまり、きれいに塗ることや上手に作ることが目的ではないんです
「これ、やってみたい!」
「うまくいかないけど、面白い!」
そんな感覚や発見を大切にするのが
制作遊びの本当の意味です

たとえば、赤く塗るはずの紙を
ぐちゃぐちゃに塗ったり、やぶいたり
一見すると「失敗?」と思ってしまいそうな場面でも
子どもにとっては
「今、感じたままを表した」かけがえのない体験
なのかもしれません

「うちの子、何これ…?」と思った作品にも、
その子の気持ちが動いた瞬間が、ちゃんと隠れています

「その子の心が動いた瞬間」をつぶさに保護者へ伝えることも
保育士の大切な役割です
保育士は、ママやパパの子育てをともに歩む“伴走者”
お子さんの感動や挑戦のひとときを
保護者の皆さんと共有できるよう、日々の関わりを大切にしています

この「子どもの手から、生まれる世界」の記事では、
子どもの“表現する力”を、5つの視点から見つめていきます

次回は――
「それは子どもが作りたいもの?」と
問いかけてみたくなる制作あそびの話
どうぞお楽しみに

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