お寿司屋さん 本気でやったら こうなった

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こんな遊び、どう?

こんにゃちは、猫月です😸

子ども達と遊ぶ中で
いろいろなごっこを楽しんでいると
思いもよらぬ展開をすることがあります

基本的には
保育園にあるもので楽しむのですが

子ども達の発想を取り込んでいくうちに
あれよあれよと素材が増え
大掛かりになってしまった

なんてこと
ありますよね
(あるよね⁈)

今回は
子ども達と回転ずしごっこをしていたら
こんな展開になったよ
というお話です

お寿司が食べたくなる⁈お話にお付き合いください

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お寿司屋ごっこの前に
ねんど遊びがありました

その当時は4歳児担任だったのですが
できるだけ自分の手を使って
表現することを楽しんで欲しくて
私も自分の手指でいろいろな物を作っていました

おむすび
ピザ
イチゴ
餃子
寿司…などなど

目の前で作ってみせると
4歳児ですから模倣もできるわけです
さすがに餃子は難しかったようですが
おむすびやピザなんかは
簡単に「できたよ」となるわけですね

お寿司は模倣も簡単ですし
そこからバリエーションも増やしやすい

シャリにネタを載せて
まぐろ
サーモン
いか

帯にした海苔を巻いて玉子

横向に巻けば軍艦巻ですから
いくらも作れます

ちょっとこだわって
海老やタコなんかも

そんな感じで
お寿司作りを楽しんでいました

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我が家も正月や夏休み
誕生日や運動会のあとなど
何かとお世話になっている回転ずし

店内でも、持ち帰りでも
年に何回と利用させていただいております🙏🏻

保育園でも休み明けは
回転寿司で食事をしたなんて話がよく聞こえてきます

「ラーメンは寿司屋でしか食べたことがない」
なんて子もいましたね

最近は、デザートやスイーツも充実していますし
ファミレスのように利用する機会も
増えているのではないでしょうか

ねんどで お寿司を作っていると
ままごとでも寿司に見立てた
ラインナップが並び始めました

初めは“寿司”という名の
チェーンリングが皿の上に盛られ
黒いフェルトで巻かれた
巻き寿司が登場し
紙パックジュースが提供されてきました
(お茶🍵ではないのね🤭)

料理も
最初はテーブルに出されていたのが
カウンターのように
棚上に並べられるようになってきます

さらに子どもたちは考えるわけです
「お店のようにお皿を動かしたいな」と

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回転ずしの醍醐味は
ベルトコンベアに乗ったお寿司が
自分の所まで届くことです

最近は、注文した商品が
スライダーを走る店舗も増えてますけど
やっぱり「まわる」ことが魅力的なんですよね

とはいえ
保育室の中にベルトコンベアを設置するのは
現実的では無いですね💦

さてさて、どうしたものでしょうか🤔

お寿司屋とは別に
「動く迷路」という遊びも楽しんでいました
紙テープをテーブルの天板に巻いて
手繰り寄せながら遊ぶゲームです

1人用の遊びですけれど
迷路を作るのも楽しいし
テープを動かすのも楽しい
なんだかんだ友だちとワイワイ遊べるゲームです

あれ?
このテープの動きって
何かに似てない?

回転寿司のコンベアは
厨房に繋がる穴から出てきます

テープ迷路も
先が見えないように向こうを隠しています

テープとコンベアが
子どもたちの中で結びつきました

こうなると実験が始まります
テープ迷路にお皿を乗せる
動きそうだけど滑って止まることがある
動くけれど安定しない
「紙テープとお皿をくっつけちゃえば?」
「そうすると、お客さんがお皿を取れないよ」
「セロファンテープならすぐに取れるよ」
「でも、テープが小さくてお皿が落ちちゃうよ」

子どもたちの感覚としては
アイデアはいい感じ
でも思った通りには行かない…

ここで実験できる素材を
いくらでも用意してあげられたら理想なのですが
保育園にあるものには限りがあります

せっかくのアイデアを
あきらめムードで終わりにしてしまうのも勿体ない

この時は大人がしゃしゃり出ました

「こんな物があるよ」と
取り出したのは養生テープです

要は、テーブルとは滑らかに動いて
お皿はズレないようにとどめたいわけです

表と裏で摩擦力が異なる素材で
帯状になるものが
子どもたちの理想な素材です

ガムテープや布テープは
粘着力が強過ぎます
セロファンテープでは
大きさや強度に課題があります

養生テープであれば
粘着力はそこそこで
コストも抑えられます

養生テープを裏返しにして
テーブルの天板にグルっと一周させるだけ

これでなんちゃってコンベアの出来上がり✨

お店の準備はできました
さて、肝心のお寿司はどうしようかな?

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ねんどで遊び始めたお寿司屋さん

ごっこで遊ぶには
ねんどでは不都合ですよね

子どもの手で作れるもので
子ども達も満足できるお寿司…

これが大人が手を掛けるのであれば
そこそこリアルなものが作れると思います

私が手掛けるとしたら
白いスポンジをシャリに見立てて
ネタはフェルトで作るでしょうか

3歳未満児のままごとなら
見立て遊び用に準備したかもしれません

でも、4歳児ともなると
できるだけ自分たちの手で
お寿司に仕上げた方が
楽しいだろうなと思うところです

これが以前であったら
牛乳パックを帯に切って
楕円に丸めたものを
シャリに見立てて
その上に色画用紙を貼って
お寿司にするという手もありました

でも、今はアレルギー児も多いので
牛乳やジュースのパックは
玩具として利用するのは難しい…

子ども達が目を付けたのは
宅配物の緩衝用の紙です
Amaz●nなどで注文すると
商品と一緒に詰められてる
クシャクシャとされて入ってますよね

紙を丸めてボールのように遊ぶことは
それまでも経験していました
使っていたのは古新聞ですけれど

丸めた紙をカラービニルでくるんで
アイスクリームに見立てて遊んだこともありました

丸め方によっては
楕円球のシャリのように見えると
気付いたんですね

緩衝材の紙は
けっこう頻繁に手に入ります
ECサイトでの買い物も
今は日常的ですものね

ネタは色画用紙を切って作ることになりました
子ども達が扱いやすい素材です

こうして手作りお寿司が増えていきました

有機・低農薬野菜宅配のらでぃっしゅぼーや。素材本来の味を食卓に。

さてさて
子ども達が楽しんでいるお寿司屋さんごっこ

自分たちが店員として
お客さんになってと楽しんでいます

楽しんではいるんだけど
たまにはクラス以外の
お客さんにも来て欲しいかな

そんな時に
都合の良いイベントがありました

保護者の保育参加です

当時の保育園では
年に1週間、保育参加期間がありました
保護者が子どもと一緒に過ごす日で
毎日誰かの親御さんが来園します

子ども達はホストとして
保護者をお寿司屋さんに招くわけです

子ども達は張り切りますね
内装や衣装なども作ろう
という話になりました

でも、保護者も
もてなされるだけではつまらないですから
お寿司を一緒に作る場も設けました

親子でお寿司を作り
それを子ども達が給仕する
親子でのごっこあそびです

ごっこをしているときは
子ども達もお寿司屋さんになり切っていますが
終わればそこはもう
お店自慢が始まります

自分たちのこだわったところ
工夫したところ
ちょっと苦労したところなど
話題には事欠きません

降園した後には
回転寿司屋でランチした家族もいましたね

ちなみに
親子で作ったお寿司はお持ち帰り
家庭でも楽しんでもらえたのではないかと思います

あなたはどのタイプ?ライフスタイルに合わせて宅配コースを決めよう

「本気でやったら」と題したので
もしかしたら
もっとリアルなお寿司屋さんごっこを
想像されたかもしれません

でも、ごっこ遊びですからね

本気になったのは
あくまで子どもたちです

大人が本気を出したら
それはもう
お仕着せになってしまいますから🤭

ごっこ遊びは
経験したことの模倣であり
かつ再現でもあり
またイメージを共有する
社会性のある遊びです

小児科の医師が仰っていましたが
誰かの行動を想像して
それに則した思考ができるのは
高度な社会的な知性が必要なのだそうです

ごっこ遊びで重要なのは
よりリアルな遊びを体験させることよりも
子ども達の中のリアルを
引き出すことなのでしょうね

完成された玩具もありますが
紙を丸めた寿司だったとしても
自分たちのイメージを具現化した方が
子ども達の知性はより伸びると思います

あなたも子どもとのごっこ遊び
本気で楽しんでみませんか?

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