保育の導入の話ー当日編

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みんなのQ&A

こんにゃちは、猫月です😺

最近、「保育の導入」についての相談を受けることがあります

一斉保育を想定したときには
「子どもたち全員が取り組めるには…」を考えますから

「どうしたら、みんなが活動に興味を持ってくれるかな…」

という悩みはついて回りますよねぇ

私もここ数年は悩むことも減りましたが

「こうすれば子どもは活動に乗ってくるよ👍」

なんて保障はありません😂
ぶっちゃけ、毎回バクチですよ

それでも、いろいろと心掛けていることはありますので

今回は、私がやっている
保育の導入の事例と
そこに至るまでの変遷を
お話していきます

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子どもが話を聞いてくれない

いきなり、ネガティブ(笑)

保育士歴も浅い頃のお話をしましょう

当時の私の悩みは

・子どもの前に立つと緊張する
・子どもの注目の集め方がわからない
・個別に注意するから進行が止まる
・緊張で早口になる
・早口だから、子どもに伝わらない
・説明に抜けがあるから、子どもが戸惑う

まぁ、とにかく緊張してましたね😂

子どもの前に立つと緊張するのは
子どもの目線
相方(先輩)の評価が気になるから
どちらもあったように思います

…相方の評価の方が大きかったかなぁ💦

「上手くやらなきゃ」
「失敗できない」
にとらわれていたように思います🫠

ではどうしようかと考えて
ちょっとアイテムに頼ることにしました

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カエルくんとウシくん

パペットマペットさんはご存知ですか

カエルくんとウシくんの
ふたり(2匹?)によるコントですね

最初は、単純に遊びとして持ち込んだんです
パネルシアターやペープサートの延長としてですね

そんな中で
パペットは子どもの注目を集めやすい
という話を聞きました

これは渡りに舟です
さっそく、次の保育リーダーのときに
カエルくんとウシくんの協力を仰ぎました

子どもたちは楽しみながら話を聞いてくれます

ところがですね

先輩からこんなコメントがありました

「今は良いと思うけど
 いつまでもは(パペットを)使えないよ?」

暗に批判ですね
今だったらケッチョンケチョンに反論し倒すんですけど🤭
当時の私は、パペットを引き下げるしかありませんでした

こうして、また迷路にはまるのです…

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「ぽんぴん!」との出逢い

“オノマトペ”の記事でもお話しましたが

音には注目をひきつける効果があります

端的なのはホイッスルですかね

個人的には、ホイッスルを多用したくないと考えます
スポーツの審判が使うように
“指導”“指示”の意味合いが含まれるように感じるからです

あとは、職場から配布されたホイッスルは
あくまで緊急時伝達用の備品ですからね

医薬品のCMでは
薬事法に基づいて
注意喚起の「ピンポン!」が流れます

それを逆手に取って「ぽんぴん♫」
個性的なSEをつけてる企業もありますね

「ピンポン!」の意義を知ったときに
コレは保育でも使えるんじゃないか?🤔
と考えました

そこから
保育の切替時に
「ピンポンパンポーン」を使うようになったのです

他にも
子どもたちに合わせて
駅の発車メロディ到着メロディ
新幹線の車内アナウンスのメロディ
なんてモノも使っています

子どもたちに
「そろそろ次の活動に移るよ」
という合図が伝わればよいのです👍

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手遊び・絵本からの導入

ここからは
具体的な保育の流れに沿って
どんな展開をしているかの
事例をお話しましょう

【クレヨンで絵を描く】とします

目的としては
・自分のイメージを絵に描く
・色彩を楽しむ
・手指を操作する

といったところでしょうか

同じ活動でも
子どもの年齢や成長の姿によって
主目的は変わってきますよね

絵を描くことが主目的なら
『まほうのえのぐ』
『くれよんくん』シリーズなど
絵本を活動前に読むかなと思います

色彩を楽しむなら
『いろいろへんないろのはじまり』を読んだり
『どんないろがすき』を唄ったりするかな?

手指操作がメーンなら
『いっぽんゆびのはくしゅ』
『トンネルぬけると』をして
肩、肘、手首、指を動かす手遊びをします
準備体操の意味合いですね

それとなく事前の遊びを通して
子どもの身体や脳のアイドリングをしておくんです

あなたはどのタイプ?ライフスタイルに合わせて宅配コースを決めよう

活動は一斉か少人数か

私の職場は、一斉保育です

ただ、活動を全員でやるかといえば
そこは臨機応変ですね

特に、制作活動は
少人数で行います

自由遊びの中で
私は制作コーナーの準備を始め
興味を持った子(2~3人)が
気が付けばテーブルを囲んでいる感じです

興味を持った子が制作する
➡ 制作したもので遊ぶ or 作品を掲示する
 ➡ 他の子も興味を持つ
  ➡ 最終的に全員参加する

といった流れですね

あと、制作の時間は1週間を見積もります
その日には興味を持たなくても
友だちの姿を見て関心を持つ子もいますから
モラトリアムっていうんですか?
そういう時間を設けておきます

大人も「今日中に全員に参加させなきゃ」と思うと
肩に力が入っちゃいますからね
そうすると、その雰囲気で参加したくない子も出てくるでしょう

どんな活動も、あくまで遊び
楽しく取り組める環境
何より大事だと思っているのです

もちろん、
場合によっては最初の段階で
多くの子が興味を持つ場合もあります(笑)

想定として
8人(クラスの1/3)くらいは対応できるように
事前準備しておきます

だから、作品ありきの制作ではなく
あくまで子どもの発達段階に応じて
自分で完成させられる内容であるか
そこの検討が大事なのです

お名前.com

運動遊びの場合は?

運動遊びの場合も
私は自由遊びの中で設定します

園庭の端の方で
私がひとりで遊び始めるんです

それに興味を持った子が
一緒に遊び始めて
徐々に輪が広がっていく感じですね

ただ、園庭には他のクラスの子もいますから
いろいろな年齢の子が混じるという(笑)

内容によっては
他のクラスの子たちだけがいて
担任クラスの子がほぼいないということも🤣

まぁそれは、見積もりが甘かったということで
内容を修正すれば良いだけの話です

もう一つの側面を見ると
他のクラスの子たちには
今その段階の遊びが必要なんだ
同僚と情報共有もできますしね

保育士は、保育園に通う全園児を保育する
私はそういう感覚ですから
こういう保育を通して
乳児から年長まで姿が見られる方がありがたいです

一斉の設定保育なんだけど
一斉でもないし、子どもに必ず参加を求めない

そのスタンスで保育の導入を進めています

もしかしたら
想像されていた「保育の導入」とは
違っていたと感じられるかも知れません

保育に正解はないですから
私のやり方が最善とも言えませんしね

ですから
誰かの保育手法を模倣してみつつ
その経験を通して
あなたの思う最善を模索していただけたらと思います

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