“楽器”は楽しく遊びたい

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やってみたよ!こんな保育

こんにゃちは、猫月です😸

みなさん、楽器はお得意ですか?

ピアノでも
ギターでも
打楽器でも
「あぁ、これなら弾けますよ」
って楽器、ありますか

私?😳

ぶっちゃけて言えば、
どの楽器も人並以下かな…😆💦

楽器にふれたのなんて、
学校の授業くらいしか経験ありませんからねぇ🤔

ピアノにいたっては、
大学に入学するまでちゃんと弾いたことなんてありません

(結果、単位を落としたわけですけれど…)

そんな経歴で保育士になっていますから、
楽器遊びは、しばらく苦手意識がありましたね…

その根っこにあるのは、
ピアノをうまく弾けないから
という思いですね

ただ、楽器遊びは
子どもたちにピアノを教えるわけじゃないですね

大事なのは
「楽器を使うと面白い」
を体験してもらうこと

今回は、楽器が苦手な私が、
子どもと楽器遊びをする時に大事にしていること
についてお話していきます🤗

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“楽器”は楽しく遊びたい

“楽器”ですから、
楽しく遊びたいというのが私の願いです🥰

ん?楽しく遊ぶものじゃないの?」

って、思いますよね(笑)

私の経験上ですが

保育で楽器遊びを展開すると、
楽器の持ち方の指導から始まるのが常でした…😅

まず、
「楽器は大事なものだから、むやみに叩いちゃいけない」とか
「はい、まずは先生の真似をして」とか
『最初が肝心』とばかりに、
いきなり“指導”が展開されるのです

そして、いきなりのリズム打ち
初めての楽器遊びで、
大人の真似をしてリズム打ち…
歌も唄わずにリズム打ち…

一緒に保育しながら、思ってたんです

これ、つまんねーなー🙄

一方、5歳時くらいになると音楽教室に通う子も出てきます
そういう子は楽器に自信が出てくるのですが、
「できる子ばかりが目立つと不公平」
という謎の倫理観(?)が噴き出し、
習っている子は、その楽器から遠ざける保育士もいました

マジ、意味不明ですけど…😰

あぁ、これが私だけ特殊な環境にあったと祈りたいぃぃ🙏

私、楽器のスキルはありませんけど、
音楽の授業は好きでしたよ
歌は「声が良い」と褒められましたし♬

“上手い”と“好き”って、別ものですよね

だからね、
自分が保育のリードを取れるときは、
そういったセオリー(?)を外すことにしました👍

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“楽器”は好きに楽しもう

私が楽器遊びを展開する場合
大事にしたいのは以下の4点です

・楽器を楽しんで欲しい
・扱いが簡単なものから経験する
・その楽器の感触を十分に味わう
・知っている歌に合わせてみる

楽器を楽しむためには、
「自分で音を鳴らした」
という感動が大事だと考えます
俗にいう“主体性”ですね

だから、まずは子どもの思うように
音を鳴らしてもらいます

そして、思うように音を鳴らせるには
扱いの簡単な楽器から提供するようにしています

私としては打楽器が中心ですね
振るだけで音が鳴る
叩いて音が安定して出るタンバリンが多いです

次いで、楽器の感触を十分に味わってもらいたいと思っています
重さ手ざわりぬくもり…等々
木製とプラスチック製でも、感触は違うはずです
ひとつの楽器でも、部位によっては金属もありますしね

これは余談ですけれど、
ゲームの『Minecraft』
音符ブロックというアイテムがあるんですけど

このブロック、置かれたブロックの素材によって音が変わるんですね
例えば、
木材 :バス(コントラバス)
砂  :スネアドラム
ガラス:ハイハット

ってな感じなんですけど

下に置いた素材で音が変わるというのは
面白いなーと

フローリングで足踏みした時と
畳で足踏みした時は
やっぱり音が違いますよね

そういった遊び感覚を
ゲームながらに表現している気がして
単純にコードの入力で済ませられるところを
わざわざ素材を使わせるところが
mojanのセンスなんだと
勝手に思ってます😆

話は戻りまして、

子どもの思うように楽器を味わってもらったうえで、
子どもたちが知っている歌に合わせて
楽器を鳴らしてみます

もちろん、4拍子とかをねらっているわけではなくて
歌に馴染んでいると
子どもたちも自然とリズムを打つものなんです

ここで毒を吐きますが🤪

よくリズム打ちのする時に
『おもちゃのチャチャチャ』
を使う人がいるんですけど

たしかに【チャ チャ チャ】はわかりやすいんですけど
ぢゃあ、他のパートで子どもたちは何をするの???
というのと
初めてのリズム打ちが三連符ってどうなの?
しかも
cha-cha-chaって2拍子系ラテン音楽だよ?
って、個人的には思ってます(笑)

あ、「好きに楽しもう」って言ってるのに
自分で矛盾させてらぁ🤣

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“音”の面白さと、“音を出す”楽しさ

楽器遊びをくり返し経験していく中で
(いつもと同じく、私は連日楽器にふれる機会を設けます)
「子どもたちに気付いてもらえたらな」
ということがあります

楽器を鳴らすのは、それ自体で面白い

自由遊びの中でも
保育で使った楽器はいつでも手に取れるようにしていますし
CDを流すこともしています

その体験の中で
好き勝手に音を鳴らすのと
友だちと一緒に音を鳴らすのと
どちらがより楽しいか?
ということです

そこに子どもたちで気づけるようになると
後々、他の楽器も交えていったときに
より“音を出す”楽しさが感じられるんじゃないかなと

合奏とか大層なことを求めたいわけではなくて
でも、アンサンブル(ensemble)の心地良さは
感じてもらって損はないだろう、と

楽器の音単独でも楽しいし
誰かと一緒に鳴らすことも楽しいし
別の楽器と交えるのも楽しいし
歌と楽器を合わせるもの楽しい

だから、一緒に楽器を鳴らすときは
音を合わせたり
リズムを意識したり
テンポを揃えたり
「その方が、音楽が楽しいよね」
が自発的に出てくる

そう思えるようになってくれたら
小学校で「音楽」を学び始めたときも
“主体性”を持って、楽しんでくれるんじゃないかなー

と、勝手に期待しているわけです🤫

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保育士はピアノが下手でも大丈夫

最後に、
ピアノが弾けない猫月は
楽器遊びでどうしているかというお話です

人並にはピアノが弾けない私ですが
もちろん、保育の中では鍵盤にふれております

えぇ、そこは拙いながらも練習して
子どもの横に立つ(座る?)わけですよ

具体的にどうしているかというと

自由遊びの中でピアノの練習をしています

「し、仕事中に練習ですとぉ⁈」😡

いやいや、ピアノも仕事じゃないですか
仕事なんだから、保育中に練習したって構わないはずですよね?

ここは私の価値観の余談だと思って聞いてください

私は、保育の中で本気で遊びます
遊びの楽しさを伝えるには
本気で遊ぶ姿を見せることが重要だと考えているので
それと同じように、できない姿も見せます

大人だって、できないこともあるよ
下手っぴでも、努力したら少しは上手くなるよ
上手い下手より、楽しいことが大事だよ

子どもが自由遊びをする中で、
本気で練習するんです

子どもたちの遊びの邪魔になると思うでしょう?

ピアノの周りに集まる子もいますけど、
自分の遊びに夢中な子は寄ってきません
猫月の練習に付き合うより、
自分のやりたいことの方が優先なんです

ピアノに関心のある子は、
わたしの下手なピアノに耳を貸してくれます
端っこの鍵盤を叩いている子もいます
そして、ミスるたびに笑ってくれます
ただ、笑うのは最初の数回ですね
慣れちゃうのもあるかも知れません
でも、上手い下手よりも
ピアノを感じてくれているような気がします
真顔で鍵盤を眺めている子が多いです

そうやって、楽器遊びに臨みます
子どもたちは、私の下手なピアノに慣れっこです
ちょっとミスった程度では、集中が途切れません

私の下手なピアノを「じょうず」と言ってくれます
保護者から「先生、ピアノが得意なんですって?」
と尋ねられたことがあります💦💦💦
お、お恥ずかしい限りですぅぅぅ
アタフタと実情をお伝えすることになります(笑)

楽器遊びの苦手意識って
「完璧に演奏しないと」😰
という意識から芽生えてくるんじゃないでしょうか?

でも、そんなこと誰も求めてないんじゃないかなぁ

コンクールに出るための演奏じゃないですからね
保育士はプロの奏者でもないですし

「卒園式は生演奏で。失敗は許されません」
あの意識、変えたいですねー
ピアノ経験者は、
問答無用で卒園式の担当にされてしまいます
毎年、卒園児を背中で送るのは
楽しくないだろうなぁ
と想像してしまいます
(私は卒園式担当になったことが無いです。20年以上勤めているのに)

大人も、楽器にふれる時は楽しむことを最優先にしたいですね🤗

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最後までお読みいただき、ありがとうございました

「苦手だぁ」って思いは
どこかに評価の基準があるんだと思います
でもそれって、実は目に見えない
誰も気にしてないんじゃないかなと

そして、子どもたちには
そんな目に見えない基準なんて作って欲しくないし
大人が作っちゃならんと思ってます

大事なのは、を用いて
自分の気持ちを“表現”することですから

音楽ですからね
“音”“楽”しんでいってもらえたら
それが最善な保育なのではないでしょうか♪

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