0~1歳児に届けたい絵本

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たのしい絵本

こんにゃちは、猫月だんくるおすてうすです😸

先日、保護者の方に絵本のお話をする機会をいただきました🙏

その中のひとつの話題として、
「0~1歳児オススメ絵本」というものがありました。
みなさんが、絵本に期待している気持がよく伝わってきますね🤗

ただ、何を以てオススメなのだろうか?🤔という思いもあります。

言葉遊びみたいになりますが、
0~1歳児に
「オススメの絵本はありますか?👶」
と尋ねられたわけではないのでw

ということで、
今回はあくまで私の主観で
「0~1歳児に届けたい絵本」としてお話していきます。

かかわられる心地良さ

乳児期にまず大事なのは、
ひとと関わる心地良さを十分に味わうことです。

愛着の基礎をつくり出す時期に当たるわけですが、
泣く・笑うなどの行動に対して、周囲の大人が十分に応えてくれる
その関わりを繰り返し体験し、
「この世界は自分を受け入れてくれているあたたかな場だ」
を感じられることが重要なのです。

なので、
乳児期に届けたい絵本は、
大人とのふれあいを仲介してくれる
そんな作品になるかと思います。

定番になってしまいますが、
【だっだぁー】
【もこ もこもこ】
【じゃあじゃあ びりびり】

これらの本は、子どもと大人をふれあわせてくれる絵本だと思います。

なぜかというとですね、

大人が読みづらいからですw

【じゃあじゃあ びりびり】は擬音表現なので、
比較的読めるとは思いますが、
でも読んだだけだと意味を成しません。
【だっだぁー】【もこ もこもこ】なんて、さらにです。
【だっだぁー】にいたっては、音にするのすら難しい😵

それがね、良いんですよ♪

大人って、文字があると意味を考えてしまうじゃないですか。
文章として文字を読む癖がついてますから。

でも、乳児はまだ言葉すら獲得してないのです
それと向き合う大人も、そういう姿勢に至りたい。

この絵本を子どもに届けようとするなら、
ただその音の面白さを、子どもと一緒に感じれば良い。

絵本の内容とか、言葉の意味とか、
それは横に置いておいて

子どもをひざに座らせながら、
一緒に寝転がりながら、

ただ、同じものを感じあう。
その時間、お互いのぬくもりや柔らかさを感じあう。

そんな絵本の読み方だって、あるんだと思います。

耳心地の良さ

日本人の耳には、
七五調が馴染むと言われます。

分かりやすい所だと、短歌や俳句ですね。

七五調でなくても、
リズミカルな言葉で綴られた絵本は、
子どもの耳に届きやすいです。

これまた定番の絵本が並びましたw

とよたかずひこさんやかがくいひろしさんの作品は、
子どもがリズムを感じながら読めるものが多いです。

とよたかずひこさんの絵本は、
幼児期の子どもたちにも読みますしね。

リズム感に加えて、オノマトペがふんだんなのも魅力のひとつです。

といいつつ、我が子に最初に買った絵本のひとつは
【しましまぐるぐる】でした🤣

同じフレーズが、絵と共に繰り返し出てくるのが
私には心地良かったんですよねー👂♪

ママ・パパの感性はお子さんにも遺伝しますから、
ご自身の直感で選ぶのも大事だと思いますよ👍

あとは、うたえほんですね。
いろいろな本が出ていますが、
やはり歌声というのも耳心地の良い音のひとつです。

歌の流れる絵本ではなく、
家族の声というのがポイントです。
子守歌ばかりでなく、一緒に歌を楽しんでみてはいかがでしょうか。

”知りたい”欲求の芽

乳児ながらに、知的好奇心を子どもは持っています。

「知りたい」は、ヒトの本能なのでしょうね。

世界を知るためには、
まず自分の体を十分に使い、
身の回りのモノを感じることから始まります。

ヒトの最たる道具は、自分の感覚です
目、耳、口、鼻、舌、そして手と指。
足もありますが、歩行ができるのは1歳より後ですからね。
まずは、見る・聞く・ふれる・嗅ぐ・味わう
そのために手を伸ばす
指でいじる

それが成長していくと、
のちのちの学習意欲などにも繋がります。

この時期の好奇心を「ダメ」「いけない」と止めると…

6年後に「勉強しなさい」「宿題はやったの」という言葉になるとか、ならないとか?

“こうなる?”&“なった!”の快感

知的な好奇心が伸びてくると、
「こうしたらどうなる?」という思考が始まります。
予測と結果のリンクですね。

絵本を読み始めたころは、
見開きで結末が分かるものを好みますが、
徐々にページをめくった先の結果を楽しめるようになってきます。

【いないいないばあ】は、日本で最も販売されている絵本です。
大人との遊びでも、いないいないばあが好きな子は多いですよね。
これは、一度見えなくなったものが再度現れる安心感から始まります。

乳児って、大人が顔を隠すと、本当に消えたと思っているんですよ。
大人が消えたことからの不安と
また現れることの安心
緊張と緩和というやつですね。
これが、遊びとして面白くなってくるのです。

絵本でも同様のことが起こります。
一度読んだ絵本でも、
次回に読むときは展開が違うかも知れない。
「この絵本知ってるはず」
「次は、〇〇が出てくるよね」
「ほーら、出てきたー!」
これが、自分で絵本を読む意欲を引き出します。

【やさいさん】は、ちょっとした仕掛け絵本です。
土の中にどの野菜がいるかが楽しい絵本ですね。

【うしろにいるのだあれ】は、ちょっとボリュームがありますが、
次に登場する動物を考えながら読むのが楽しい絵本です。
シリーズがたくさんありますから、
お子さんの好きな動物が出てくるものから読むのも楽しいでしょうね。

0~1歳児に届けたい絵本
実はまだまだあるのですが、
今回はこの辺で終わりにしたいと思います。

親子で一緒に、絵本ライフを楽しんでくださいね♪

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