こんにゃちは、猫月です😺
「子どもがなかなか寝ない…」
よくある悩みですねよねぇ

保育園の午睡ではよく寝る子も、
お家だとなかなか寝付かないって聞きますよね

『夜に寝なくなるので、
保育園ではお昼寝を短くしてください』
なんて要望も時々ありますよねー

幼児期は、1日に12〜13時間の睡眠が必要
という説もあるから、対応としては難しいね
“夜に眠りやすくする”ことが現実的かな
私も親として“子どもの寝かしつけ”には、
いろいろな工夫をしてきました
試行錯誤の結果、割と早めにすんなり眠ってくれるようになったと思っています
我が家では、子どもが自然と“眠いタイミング”を迎えられるように、
「家族の生活リズム」を整えてきたのです
保育士だから寝かしつけられる
ってわけではありません
私自身が夜に早めに寝る生活をしていて、
結果的に家族全体が落ち着くリズムができていったんです
そして、子どもが「眠いな」と感じたタイミングを見逃さずに、
子守唄を歌ったり、マッサージで安心させたり…
そうやって寄り添い続けることで、寝る習慣が自然と身についていきました。
この記事では、我が子の幼児期の
寝かしつけの工夫と、その理由を、
親として、そして保育士としての視点を交えてお話ししていきます
▶️ 柔らかいタオルの感覚でぐっすり…😴💤
我が家の寝かしつけ奮闘記
我が家では、私が入浴と寝かしつけの担当でした
理由は「手が大きいから」(笑)
うちの子にとっては、私の無駄に大きい手がしっくりきたようです
(手は大きいけれど、バスケットボールとか掴めません💦)
子育ては、父母のどちらでもできると言いますけれど、
我が家は「相性の良い方が担当する」のがmore betterだと思っています
そういう意味では、私は家事に自信があったんですけどね…
子どもには『父の方が美味しいけれど、母の方が好き』と評を受けております
これは今でも変わらないようです…(複雑)
あ、でも針仕事は無条件で私に頼んできましたから、
子どもなりに頼る相手は判断していたみたいですね
話が逸れたので、寝かしつけに戻します
我が子が生まれてから、
寝かしつけに関しては試行錯誤をしてきました
0歳の頃は、とにかく泣く泣く、そして泣く…😭
泣かないで寝入るってことは、奇跡なんじゃないかと思ってました
『童神(わらびがみ)』は神ソング?!
そこへ、古謝美佐子さんの『童神(わらびがみ)』が
子守唄に向いていると聞きつけました
なるほど、これは大人が聴いても心地よい曲ですね
とはいえ、琉球語で唄うのは難しい…
「もしかして、沖縄調の音楽なら寝るんじゃない?」と
BEGINさんや夏川りみさんの曲なども口ずさみながら
寝かせようとしていました
「なんとなく、寝やすくなってきたんじゃない?」
と手応えを感じていましたが、
うちの子には、Kiroroの『未来へ』が合っていたみたいです
そして、私は毎晩「♪ほ〜らぁ」と唄うことで、
子どもは早めに寝付くようになったのです
夜泣きもありましたが、私はどうにも夜が苦手な性質でして、
これが目が覚めても身体が動かせない…
そこで対策として、
泣いた時にはすぐ手を伸ばして子どもを撫でられるようにと、
親子の布団を平仮名の“ に ”の字に並べる工夫もしました
(夫婦が横並びで、子どもはその頭側)
2〜3歳になると、尾てい骨マッサージを活用していました
尾てい骨の周囲を刺激すると副交感神経を刺激する効果があるそうで、
全身のがリラックスして眠りやすくなるんですって😳
これが子どもの方から
「すりすりして〜」と求めてくるくらいでして、
優しく撫でてあげると、あっという間に寝息を立てておりました
4歳以降は、生活リズムの安定が効き始め、
基本的には自分で寝るようになっていきました
もちろん、眠れない時もありますから、
そんな夜は、手を繋いで安心させてから眠りにつく…
そんなことを積み重ねてきました
うまくいった理由=眠いサインと安心環境
うまくいった理由は、子どもの“眠いサイン”を見逃さず、
安心できる環境を整えたことだと思います
これは、保育園でも同じです
以前、午睡になかなか入れなかった1歳児がいました
その日は起床が遅く、朝食も食べておらず、
給食でようやくエネルギーをチャージしたものですから、
遊びスイッチが入ってしまい、布団にも入ろうとせず
他の保育士は「今日は寝ないね」と諦めムードでした
私はその子を、隣のコーナーで見守り続けました
遊びが一巡して“飽き”が見えた頃、
目をこする仕草が出たので、遊びを切り上げ、抱っこで布団へ
尾てい骨マッサージで副交感神経を刺激すると、
その子は安心してスッと眠りにつきました
受容することで安心感を得てもらいつつ、
眠さを感じた瞬間をしっかり捉えてたわけです
子どもの”眠気サイン”はいくつかあります
わかりやすいのは、あくびや目を擦ることですね
ちょっとわかりづらいのは、「覚醒動作」が見られること
自分を覚醒させようとしているということは?
本当は眠いわけですね
唇や歯を指でいじる、
爪や指先を擦り合わせる、
硬いおもちゃに触れたがるなど、
身体のセンサーの敏感な部分を盛んに刺激していたら、
実は”眠い”というサインです
子どもが“眠い”と感じたタイミングを逃さず、
安心できる関わりを持つこと
それが、家庭でも園でも変わらず大切だと感じています
寝かしつけに苦戦する本当の理由
正直、子どもが早く寝てくれたら、
自分の時間ができますよね
やり残した家事、スマホ、テレビ、趣味…
「少しでも一人の時間が欲しい」そう思うのは当然です。
でも、子どもが“寝ない”理由は
大人への反抗よりも、体力があり余っていることよりも、
実は、子どもは本能レベルで
不安を感じていることが多いのです
ヒトは「注目されていることで安心する」生き物です
逆に言えば、親が自分以外のことを気にしていると、
子どもは敏感にそれを察知します
考え事やため息、早く寝て欲しいイライラなどが態度ににじむと、
子どもは「寝たら親はいなくなるのでは?」と
本能的に察し、不安から眠れなくなるのです
その結果、親が離れられないように、
子どもは“寝ない”状況をつくり出し、
それが習慣化することもあります
だからこそ、「もー、一緒に寝落ちしても良いや」
くらい割り切って、
子どもが安心できる関わりを徹底することが、
寝かしつけには、実は一番ラクなんです
安心できる入眠に徹することで、結果的に親の時間が生まれる
寝かしつけって、
親からすると“投資”みたいなものだと思っています
親の時間を使って、子どもが安心して眠れる環境を整える
子どもがスヤァ…と眠れる
大人の時間が確保できるようになる
先に時間を投じるからこそ、リターンが得られる投資です
子どもは生活習慣が身に付いて、健康的に暮らしていけますし、
親も子どもから手が離せるようになっていく
これって、win-winじゃありません?
子どもがひとりで眠れない間は、
親の時間を提供していくので、
「あー、自分の時間が欲しい!」と思うでしょう
でも、いつかは子どもは自立していくものです
その“自立”を支えることが、親にも還ってくるんですよ
睡眠環境が安心できるものだと、
自分から眠りに行こうとするようになる
安心の積み重ねが、
自然と「寝かしつけに困らない」生活をつくっていくのだと感じます
焦らず、子どもの“眠い”を見逃さず、
安心できる環境と関わりを整えていくこと
それは決して、親の自由時間を犠牲にすることではなく、
早い時期に自由時間を確保できるための
先行投資として考えてみてはいかがでしょうか
むしろ、安心して眠れる習慣が育つことで、
結果として親の時間がちゃんと生まれていく
私自身、そうやって、夜に焦ったり、
イライラしたりすることがぐっと減りました
「早く寝かせなきゃ」と思うと、
どうしても余裕がなくなってしまいます
その焦りは、子どもを不安にしますから、
余計に寝つきが悪くなりますよね
でも「安心できる関わりを積み重ねよう」と考えれば、
気持ちもずっと楽になります
寝かしつけは、ただの“寝る時間”ではなく、
親子の信頼や安心感を育てる時間
焦らず、少しずつ“寝かしつけの習慣”を一緒に育てていけると良いですね
▶️ プロジェクター付きシーリングライトでベッドルームを映画館に
コメント