どんなこと 保育以外の 仕事って?#1

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気楽に仕事を

こんにゃちは、猫月です😸

保育士の仕事といえば
当然「保育」です

それと同時に
保育園は事業所ですから
保育以外の業務もあります

大学・短大や専門学校などの
保育士養成校からの実習生は
子ども過ごすことを前提にやってきます

ところが実際の現場は
子どもと関わらない仕事も
いろいろとあるわけです

今回は保育園での
保育以外の業務について
複数回に渡って
お話ししていきたいと思います

保育園での保育士は
子どもたちの保育に加えて
多岐にわたる業務を担っています

どんなものがあるか
私が思いつく限りですが
保育以外の主な業務を
以下にまとめてみました

子どもに関する記録の他
連携する機関(役所や学校、自治会など)と
やり取りする書類作成なども
保育者の業務になります

保育園は乳幼児が過ごす施設ですから
衛生的な環境の維持は重要です
それでいて子どもは汚すのが当たり前…😅
掃除や消毒、整理整頓も保育士の大事な仕事です

毎日の開園前や閉園後の設備点検や
コーナーガードでの保護なども
保育者の仕事です

防災・防犯訓練を計画し
消防署・警察署と連携して実施することも
業務のひとつになります

保育園も組織ですから
会議で意思決定がされていきます

それ以外にも日常の連絡事項がありますが
保育者の勤務はシフトがあるので
子どもの様子や保護者対応などの
情報共有は必須ですね

園内研修やキャリアアップ研修など
保育や園運営に関わる研修も業務です

研修は自分ひとりの物ではなく
園全体のベースアップの手段ですから
しっかり学んで仕事へ還元する
そういう業務だと認識したいですね

地味に大事な仕事です(笑)

子どもたちが使う紙やノリだけでなく
大人が使う筆記具や
洗濯洗剤にハンドソープなど
保育園は消耗品だらけです

油断していると
すぐに在庫が切れてしまいます😱

定期的な在庫管理と発注は
円滑な保育のためにも
大事な仕事なんです

このように保育士は
子どもたちと過ごす以外にも
多くの業務をこなしています

そして、こういった業務にも
やはり専門性が求められるのです

ではこの後は
それぞれの業務の進め方について
お話ししていきましょう

保育士が行う「書類作成・管理」の
具体的な業務の進め方について
お話ししていきます

保育士の仕事には
子どもたちを保育するだけでなく
たくさんの書類を
作成・管理する業務もあります

たとえば
私の職場には「児童票」という書類があります

児童票には
子ども一人ひとりの成長や様子を記録します
また、保護者との面談なども記録し
親子とも支援するための重要な資料となります

また、連絡帳を書いて
保護者にその日の出来事を伝えたり
年間や毎月の保育計画を作ったりします

これらの書類は
子どもたちの成長を把握するために重要なものですし
保護者との信頼関係を築くためにも必要な仕事です

子どもたちの成長を記録する「児童票」は
毎日の観察をもとに書かれます

例えば
Aくんが今日初めてブロックを使って高い塔を作れた
Bちゃんが友だちと協力しておもちゃを片付けられた
などの出来事を保育日誌へ綴っていきます

このような子どもの成長の過程を
後で児童票へ詳しく記録していくのです

連絡帳は
保護者との大切なコミュニケーションツールです

今日どんな遊びをしたか
食事やお昼寝の様子
気になる行動があったかなどを
保護者に伝えるために記入します

たとえば
「園庭で虫探しをして楽しみました」
「昨日は離れて見ていましたが
 今日はそっと指先で触れていました」など
日常の様子を書きます

その日あった出来事や子どもの様子を簡潔にまとめ
保護者が理解しやすいように工夫していきます

月ごとや週ごとに
どんな遊びや活動を行うかを計画します

たとえば10月なら
どんぐりや松ぼっくりでの制作や
運動会の準備が含まれるでしょうか

どの年齢のクラスでも
その子どもたちに合った内容を考えて計画を立てます

年齢ごとの発達段階に合わせた
活動を組み立てていきます
季節の行事やイベントに合わせた内容も含め
年間計画や月間計画を作成します
他の職員と相談しながら計画を調整し
必要な道具や準備も確認していきます

保育士は、これ以外にも園全体で必要な書類を作成します

たとえば
行事ごとの案内文を作成したり
怪我をした際の報告書を記入したりします
これらの書類は
園の運営や安全を守るために欠かせません

書類作成は
一見地味ですが
保育の質を高め
また保護者との信頼を築くためにとても
大切な仕事です

丁寧に進めることで
子どもたちや保護者が
安心して過ごせる環境を整えることができます

保育士の仕事には
保育園の「施設の清掃・衛生管理」
も含まれています

これは、子どもたちが
安全で快適に過ごせるようにするための
大切な仕事です

具体的にどのような業務を行っているか
いくつかの例を挙げて解説します。

子どもたちが毎日使う保育室は
こまめに掃除をしなければなりません

遊んだ後におもちゃを片付けたり
床を掃いたりします

さらに、机や椅子なども拭いて
衛生的な環境を保つようにします

トイレは
特に衛生面で気を使う場所です

小さな子どもたちは
まだトイレの使い方に慣れていないこともあり
汚れてしまうことがよくあります

そのため
トイレやおむつ替えスペースは
こまめに掃除して
特に床や便器などをしっかりと消毒します

感染症の中には
ノロウイルスや手足口病のように
便を介して広がるものもあります

排泄の介助をする時だけでなく
便器や手洗い場などの衛生を保つことで
感染症の流行を防ぐことができるのです

給食やおやつを食べる場所も
衛生面が非常に重要です

食事の前には必ずテーブルを消毒します
また、食事後はすぐにテーブルを片付け
食べ物のカスや飲み物のこぼれたものを掃除します

保育園全体で使用する遊具や園庭も
定期的に清掃や点検を行います

屋外の遊具は
雨や風で汚れやすいため
定期的に拭き掃除をして
衛生的に使える状態を維持します

屋外ですから
時には動物の糞や
死骸が落ちていることもあります

子どもたちが登園する前に
園庭を点検しておくことが大事になります

清掃や衛生管理は
子どもたちの健康を守るためにとても重要です
常に清潔な環境を保つことで
感染症やケガのリスクを減らし
子どもたちが安心して過ごせる保育園を維持しています

保育園では
子どもたちが安心して遊び、学べる環境を整えるために
「安全管理」がとても大切です

保育士は
園内のあらゆる場所で危険がないかを確認し
事故やケガを未然に防ぐための業務を行っています

ここでは、その具体的な例を
いくつか紹介していきます

遊具や園内設備は
毎日子どもたちが使う場所なので
壊れていたり危険な部分がないかを確認します

鉄棒のボルトが緩んでいないか
ブランコのロープがしっかりしているかなどを
毎日点検します

また、遊具以外の園内設備
照明はきちんと点灯するか
荷物掛けが緩んでいないかなども
日常的に確認していきます

特にネジで留められている製品は
ネジの締め付けを
定期的に確認する必要があります

ネジが緩んでしまうと
製品が壊れてしまうだけでなく
子どもがふれた際の事故にも繋がりますからね

私も保育園で
ドライバーやかなづちを握る機会は多いです

保育園では
地震や火事などの災害に備えて
防災訓練を定期的に行います

地震の際にどうやって避難するか
火災が発生時にどこに避難するかを
子どもたちにも理解してもらうことが大切です

防災訓練では
保育士が先に訓練の流れを確認し
子どもたちが安全に避難できるように準備します

保育士は
子どもたちが急に体調を崩したり
ケガをした場合のために
緊急時の対応マニュアルを常に確認しています

子どもが受診が必要なケガをしたときには
応急処置と並行して
保護者に連絡する手順を
すばやく行う必要があります

日常的にマニュアルを確認しておくことで
緊急時でも落ち着いて対応できるようになります

保育園内の避難経路や防火設備も
定期的にチェックします

避難用の出口がスムーズに開くかどうか
消火器が正常に使えるか
排煙窓はスムースに開くかなどを確認します

また、避難時に使う非常灯や非常ベルが
正常に作動するかも確認します

子どもたちは常に活発に動き回るため
日常の見守り活動も重要です

遊んでいるときに
子ども同士がぶつかってケガをしないように
保育士は常に目を配ります

特に、階段や段差がある場所では
子どもが転ばないように
注意深く見守る必要があります

園内の安全管理は
子どもたちが安心して毎日を過ごせる環境を整えるための
大切な仕事です

定期的な点検や訓練を行うことで
事故やトラブルを防ぎ
子どもたちが安全に過ごせる場所を作っています

最後までお読みいただき
ありがとうございます

今回は保育園での保育以外の業務について

についてお話してきました

については後日に
#2として記事にする予定です

あくまで
私が勤めてきた保育園での業務なので
もしかすると
「こんな業務もあるよね」
というご意見もあるかも知れません

それでも
学生や実習生
保育園で働いてみたいという方の
参考になれば幸いです

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