保育日誌 短い時間で 書き上げたい

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気楽に仕事を

こんにゃちは、猫月です😸

保育士が必ず毎日やる仕事といえば
保育日誌(記録)がありますね

でも、この日誌の書き方
しっかりとレクチャーを受けたことってありますか?

私の勤める保育園では
書式こそありますけれど
内容についてまでは
詳細なレクチャーを受けた記憶はありません

「先輩の日誌を読んでみて」
というアドバイスはありましたが

その先輩たちだって
レクチャーやマニュアルに則って
日誌を書いているわけではないのです

つまりは、我流ですね

では、私はどうしているかというと
【仕事の5つの要素】を意識して書いています

沢渡あまねさんが解説する「仕事の5つの要素」と関連性について解説しています

【仕事の5つの要素】については
以前の記事👇でもふれています

今回は、保育日誌の書き方についてお話していきます

まずは【仕事の5つの要素】についてお話しします

ゆったりコーヒーでも飲みながら読んでください☕

ここでは私が考える
保育における【5つの要素】のお話をします

とはいえ、沢渡さんが解説する
それぞれの要素の概要はお伝えしますね

これらを保育で転用すると
私はこんな感じになると考えています

書き出すと以上のような感じですが
実際の日誌の記入はもっとラフです

あまり具体的に固めてしまうと
子ども達の姿よりも
保育者の意図が優先されてしまいがちですし
子どもが大人の想定通りに行動したら
歪な保育になってしまいますからね

このあとは具体的に記入しながら
日誌の書き方のお話をしていきましょう

まずは日誌の書式をお見せします
まったくこのままではないですが
イメージとしてご覧ください

日誌ですから、記録するのは保育をした後になるのですが
「保育の内容」と「保育の視点」は
事前に想定しておきます

「保育の内容」は、子ども達が行うことですね
「保育の視点」は、保育に臨む保育者の視点です

このふたつが「目的」の記入ですね
この日の保育でいえば
好きな遊びを楽しむ
「掴まる」「ぶら下がる」動作を経験する
身の回りのことを自分でやろうとする

このみっつがポイントになります

加えて、保育士として
子どもが主体的に過ごせたか
そのための環境を整えられたか

という姿勢で臨むことを意識しています

目的は、保育の方向性を示すものです
「今日はこっちの方へ行ってみようか」
くらいの感じですね

具体的な保育は
「成果物」と「インプット」で想定します

「成果物」は
子どもが獲得できる経験や
発達するであろう力を想定します

👇の例でいえば
上腕部の運動を経験することや
そこから自分で動作を発想することですね

「インプット」は
成果物を得るために必要な
道具や環境、人的配置などです

環境などは
より具体的に表記するときは
簡単な図解を入れることもあります
巧技台の構成や配置などで工夫した場合などですね

ここまでが
保育をする前の準備の記録になります

私は日誌の記録自体は保育後に行いますが
その日の保育を始めるまでに
ここまでの内容は想定しておきます

その方が
日誌を書き始めるときに楽ですし
書き出しでリズムができると
その後の実践の記録でも
筆が走ると思っているので✍

ちなみにですが
うちの園では日誌は手書きですが
園によっては端末💻での記録もあるでしょうね

使う道具は違っても
効率よく日誌を書くには
「テンポ」って大事

助走みたいなものですね

だから、日誌の書き出しが決まっている方が
トントンっと掛けると思っています

「関係者」の項目ですが
ここは必要な場合だけ意識すれば良いです

例えば
保育園交流をするなら
その保育園の子ども達ですね
私はピアノが弾けませんから
弾いてくれる保育者が必要な場合があります

行事だったら保護者とか
裏方を担ってくれる保育者とか
食育で調理師に協力を願う場合もあるでしょう

今回は保育日誌の話ですけれど
保育業務だけで考えても
園外の誰かの力が必要な場合がありますね

先程はピアノを例に出しましたが
自分のやりたい保育に関して
知識た技術を誰かに提供してもらうこともある

保育日誌は子どもの姿を記録しますが
保育の準備段階では
「関係者」の存在があって
成立する保育というものもありますよね

記録には残らないかも知れないけれど
誰かの力を借りながら
また自分の誰かの力になることを想定しながら
保育を組み上げていくという意識は
常に持っていたいと思います

さて、日誌もだいぶ書き上がってきました

通常のビジネスにおける効率は
成果を上げるために必要な
コストパフォーマンスのことを指します

金銭的、時間的、人的な
コストの予算立てですね

保育に関していうと
計画していた保育内容を
子ども達がどのくらいで経験できるか
そこの見極めだと思います

クラス全員が経験できる時間
ひとりの子が成長のきっかけを掴める遊びの量
遊びの環境を保障するための保育者の人数
などといったものです

私の場合は
1週間を基準にして保育を組み立てます

1週間で どれだけの子に経験してもらえるか
1週間で その子がどれだけ成長を遂げるか
1週間で 遊びの機会をどれだけ設けられるか

日誌はその日の保育を記録しますから
その日一日でどれだけ保育が進捗したかを記します

何人の子が遊びを経験できたか
どんな成長の姿が見られたか
その姿は予想の範囲内だったか
それとも予想を超えてきたか
遊びの機会はしっかり保障できたか
保障できなかったとしたら何が足りなかったか
もしくは何が見込みが大き過ぎたのか

進捗状況を鑑みて
明日の保育はどうしようか

今日と同じ環境を維持するのか
環境のマイナーチェンジをするのか
それともフルモデルチェンジをするのか
いっそやめてしまうのか

他の保育者が必要なのか
今日遊んだ子の協力を仰ぐのか
むしろ大人がいない方が望ましいのか

そんなことを考察し、記録していきます

重要なことは
子どもが保育を楽しみ
意欲を持って取り組み
自分の成長を実感することです

もしかしたら
当初の計画とは違う成長を遂げるかも知れない
それならそれで
目的自体を変更して
突き抜けるという判断も必要です

「おー、そんな反応したか!」
って、思いもよらぬ子どもの姿に
アタフタと保育を変更するなんて日常茶飯事です

そのためにも
日誌はしっかりと指標を持って書きたいですね

こういう保育をしたかった
やってみたら子どもたちはこんな姿を見せた
計画のここをいじってみよう
スモールステップを小さくしてみよう
でも、あの子のステップは少し大きくても良いのかも

自分の中の保育を考察するためにも
日誌は【5つの要素】に沿って
記録していくのがわかりやすいと
私は考えています

沢渡あまねさんが解説する「仕事の5つの要素」と関連性について解説しています

保育も、業務も
【仕事の5つの要素】👆をふまえて
計画・実行・考察・推進していくのが
わかりやすく、円滑だと思います

日誌の書き方も正解は無いと思いますが
自分で書き方に困っているのであれば
誰かの使っているプラットフォームを頼るのが
手っ取り早いのではないでしょうか

ひとつの方法として
参考になれば嬉しいです

最後までお読みいただき
ありがとうございました😻

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