どうして保育士になったんだっけ?

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徒然と雑談

こんにゃちは、猫月です😸

先日、とある経営者とお会いした際に
「どうして保育士を選んだか?」という話題がありました

以前にもお話ししたことがありますが
私は保護者支援をしたくて保育士になりました

「どうして保育者になったんだっけ?」
改めて振り返る機会だったので
今回は記事に起こしてみようと思います

私の自分語りですが
面白がっていただけたら幸いです😄

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保育士をしていると
「子ども好きなんですね」
とよく言われます

確かに、子どもの頃から年下と遊ぶのは好きでした
小学生ながらに伯母に請われて
従妹弟の遊び相手として泊まりにいくこともありました

でも、「子ども相手の仕事をしよう」
と思ったことはありませんでした

子どもと遊ぶのが好きというより
単純に自分が楽しかったんですよね

工藤校長がよく話されていますが

幼稚園や小学校など
同い年の子と過ごすというのは
意外と大変なものです

同い年って、何かと比較されるじゃないですか
「こんなことも知らないのか」
「そんなこともできないのか」

クラスのみんなが
知っていて当たり前
できて当たり前のことが
私には難しかったのです

幼少期は、家の都合で
大人と関わる時間が多くありました

父は仏門の徒だったので
相談業みたいなものでしたね

それもあってか
大人の話を聞くという環境で育ちました

私が保育士を目指すきっかけになったのは
愛知県でのいじめ自殺事件です

ですが、その時に私が感じたのは
「我が子のために一緒に謝れない親がいる」
ということでした

我が子の将来を思うのであれば
過ちを償える大人を目指す方が健全だと思います

ましてや、いじめた相手が命を失っているのですから
しっかりとその現実を親子で受け止めることが
人生の課題としては重要だと思うのです

高校生の私には
世の中には支えの必要な大人がいる
そう感じさせられた事件でした

私は、保護者を支援するために
大人の味方になるために
保育士を目指したのです

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40代も半ばの私ですが
素で驚いた時のリアクションは「にゃー!」です💦

今年の初夢は
自分が伏黒甚爾になって呪霊と戦っていました👻

「保育に必要なのは理論」と言いながら
日常生活は2.5次元です

うちの子に尋ねられたことがあります
「父は厨二なの?」と

私の答えは
「厨二?小4だよ😜」です

厨二(中2病)とは
思春期が陥りがちな空想や嗜好を指したスラングですが

私の根っこは小学4年生のままだと思います(笑)

【ドラゴンクエストIII】が発売されたのも
【魔神英雄伝ワタル】が放送されたのも
【聖闘士星矢】にハマったのも
私が小学4年生の頃の話です😆👍

子ども達と遜色ないくらいに、子どもなんです🤗

ぶっちゃけ
当時の感覚のまま今も生きている

劇遊びの脚本が書けるのも
レゴやLaQが得意なのも
伝説や幻獣の知識があるのも

私が小4だからです🤣🤣🤣

子ども好きなだけだと
遊びの幅を広げるのは難しい気がします
子どもと並んで遊べると
遊びの幅は広がります
もちろん私のね😆👍

子ども達と本気で遊んでいると
その遊びがどうして子どもを惹きつけるのかが
何となく感じられてきます

感じたことを作業療法士に確認すると
より実践的で効果的な展開方法がわかります

子どもの遊びを見て悩む保護者もいますが
その遊びが必要な理由が説明できます
次の展開も例示できます

子どもの楽しみ(動機)がわかれば
望ましい遊びに誘い掛けられますからね

精神年齢小4の私には
保育士でいられることは
渡りに船なのかも知れません

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これ、結構聞かれるんですけれど

「給料が良いからですか?」とか
「安定しているからですか?」とか

実のところ、そこはあまり気にしていませんでした

公立の保育園は、役所の庁外施設です
自治体内の出先機関なんですね

保育所に配置されているだけで
職業は【公務員】です

今でこそ保育園に配属されていますが
今後は保育園以外で仕事をする可能性もあります

というか、
私は保育園以外でも働きたかったので
公務員試験を受けたのです

最初の配属は、障害者の支援施設でした
車椅子を押したり
食事介助をしたり
理学療法のサポートもしてきました

持っている資格は保育士なんだけれど
実際に援助・介助する対象は成人です

そして、障害者支援をしていると
様々な関係機関とも連携する機会がありました

役所の障害者福祉部門やソーシャルワーカー
診断をする医療機関
車いすや装具を作る福祉用品メーカー
デイサービスや一時入所施設

ざっと思いつくだけでも
これだけの機関と関りがあります

福祉に携わる人は
それだけ多いんですよね

“より良い暮らし”をするために
市民と専門家や業者を繋ぐのは
役所が仲介する場面が多いです

「民間の方が早くて良い仕事をするよ」

それは確かにそうだと思います
役所の中の人間としても
「もう少し迅速にならん?」
と感じる場面は多いです😓

ただ、自分で専門家や業者にコネクトできる人は
役所を介さなくても
自分で行動できる情報を持った人なんですよね

役所・公務員の仕事には
必要なサービスに辿り着けない市民を
取りこぼさないようにフォローする面があります

いろいろな立場にある人たちを
総じて援助できるのが公務員です

その一方で
保育に専念したいのであれば
公立より私立を選んだ方が賢明だと思います

役所内のどこで働くかは
人事に委ねられてしまいますからね

福祉各部署への配属もありますし
時と場合によっては
公園管理や清掃事業の部署に回ることも…

公務員にはいろいろな制約もあります

副業ができないなどもありますが
大きな災害があった場合は
家族よりも市民を優先して行動しなければなりません

私の場合でいうと
自宅から20kmほどを徒歩で移動して
避難所の業務に従事する義務があります

収入は安定している面もありますが
それに伴う責任もあるんですよねぇ

だから、オススメとは思いません
大震災があっても、家族より市民が優先されますからね

ただ、公務員試験はペーパーテストです
こう言っては何ですが
勉強さえすれば誰にでもチャンスがあります

ライフスタイルを省みて
メリットが大きそうと思うなら
社会人枠で挑戦するのもアリではないでしょうか

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「保育園の園長になりませんか」

みなさんだったらどうします?
要は、ヘッドハンティングですよね

自分の仕事ぶりが評価されて
高い立場で雇用したいと誘われる

悪い気分はしないじゃないですか

以前、転職活動をしていたときに
エージェントから伺った話があります

転職をする際は
収入・土地・環境
3つの内いずれかが
向上するものでなければならないそうです

収入は、単純に年収ということではなくて
通勤時間が短くなれば
時間単価は上がるという考え方もできます

土地というのは
自宅から近いとか
近隣施設の利便性が高いとかですね

環境については
職場の環境や人間関係
取引先のコネクションなどが含まれます

人間関係で行き詰まりを感じて転職する人が
何故か収入で転職先を選んで
短期間でまた転職活動をする
なんてことが結構あるそうです

自分の抱えている課題と
解決するための方法が合致していないわけですね

ところで、私は園長になりたいんだっけ?

園長で、というお話は
これまでも何度かいただきました
公立の保育士を法人に誘うというのは
結構あることだそうです

公務員の経験者枠での転職も
「管理職候補として」と
面接の時に説明がありました

それは、そうでしょうね
単に経験者を雇いたいわけではなくて
管理職育成のコストパフォーマンスを
雇用者としては考慮しているのでしょうから

今の職場で園長になるというのは
実は役所内への異動の道が拓けます
役職が上がると座れるイスが増えますからね

保育園以外でも仕事をしたい場合
現職での昇進は可能性が広がるんです

だから、「園長になる」といっても
現状での昇進と
転職での昇進では
意味合いが異なるんです

私が公立保育士を志したのは
広く福祉に携わりたいからです

とはいえ

現状だと人事のサイコロ次第なんですよねー
昇進も、異動も
自分ではどうにもならないわけで
自分のやりたいことをやるためには

「チャンスの女神には前髪しかない」
とも言いますけれど
自分で行動できる選択をする必要があるわけですわ(笑)

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保育をしているとき
子ども達の要望に応えきれない場面があります

そんな時は私はこう答えるのです
「ごめんねー。私の手は二本しかないんだー」

クラスに20数名の子どもがいる中で
一時に全員の要望に応えるのは
そりゃ不可能ですよね

これは保育ばかりではなくて
事務でも同じことが言えます

私ひとりではすべての業務は担えない
だから、“保育園という組織”で仕事をしているのです

これが個人事業主であれば
すべての仕事は
私が処理、対応しなければなりません

そうなると
そもそも担う業務を厳選する必要が出てきます

私は欲深いので
アレもコレもやってみたい
だから役所という組織に所属しているし
保育園という組織で働いています

誰かの力を借りる必要があるのです
そして誰かの力になれるとも思っています

保育士という立場も同じだと考えています

家庭だけで育児は完結しない
コミュニティで育つのがヒトの子どもです

ヒトが単体で生きていくことは難しいです
食料の調達だけでも
誰かの力を借りる必要がありますからね

育児についても同じなのです

家庭というコミュニティ
地域というコミュニティ
保育所・学校などのコミュニティ

いろいろなコミュニティと関わりつつ
そのコミュニティ内の人たちと交わりつつ
子どもは育っていくものです

子どもと同様に
保護者もコミュニティを介して
成人として成熟していく

保育士はそのコミュニティの中で
子どもや保護者を支援する存在です

簡単に言うなら
みんなで一緒に頑張ろうよ
でしょうかね(笑)

コミュニティ内で立ち回る役として
いろいろな場面で顔を出すためには
保育士であり続けるよりも
様々な役割に回ることができる立場でいる

それが私には大事なのだと
改めて感じている今です

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さてさて
完全に私語りの記事でしたが

みなさんは、どうして今の職に居られますか

最初は志があってその職に就いたのでしょうし
その志のために努力をされていると思います

でも、実際にやってみたら違った
何てことは珍しい話ではないのです

自分の思いと組織の思いがズレていた
やりたいことではあるけれど負担が大きかった
仕事は楽しいけれど環境が苦しかった
年齢と共に業務がきつくなってきた

いろいろな場合があるでしょう
転職するのもひとつの道ですし
組織の中で立場を変えるのも一つの選択肢です

たまには、初心に帰って
「どうしてこの仕事をしているんだっけ?」と
振り返ってみるのはいかがでしょうか

人生100年時代と言いますから
まだまだ、先は長いはずですよ

ハイパーWEEK

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