こんにゃちは🐈、
猫月だんくるおすてうすです。
いきなりですが、自分語りをさせてください。
私には、夢があります。
ただ、まだモワッ☁としていて、固まっていません。
これまでにもいろいろな方とお話しさせていただいてきたのですが、
文章に起こすことで、少しでも収まってくると良いなと思いまして…。
○なぜ、保育士になったのかー
私は、「子どもが好きだから」保育士を目指した人間ではありません。
まず、私が保育士を目指した経緯をお話しします。
子どもの頃の夢は「ドラクエを作りたい!」でした(笑)
ドラゴンクエストⅢにドはまりし、
小学生の私が憧れたのは堀井雄二さん。
将来は、プログラマーかシナリオライターになりたかったんです。
高校は理系の学校へ進学しました。
大学も工学部を候補に考えていました。
その高校時代に、保育士を目指す事件が起こります。
愛知県西尾市中学生いじめ事件です。
この事件で私が抱いた思いは、「我が子が過ちをおかしたかも知れない。それを受け止め、一緒に謝れない親がいる」ことへのショックでした。
事件そのものよりも、本当の意味で「我が子の将来」を考えられない親がいる。
それが衝撃的だったのです。
「保護者を支援できる職業に就きたい」
その事件をきっかけに、進学先や将来の就職について試行錯誤するようになります。
「小学校教諭は?」
毎日は保護者と関われない。
「児童相談所は?」
大事なのは、日常を支えることなのでは。
毎日保護者と関わり、何気ない日々の思いを聴ける立場。
それは保育士だと考えました。(そういう理由から、私は幼稚園教諭免許を取得していません。)
子どもと関わること自体は好きでしたが、保育士になった動機にはなっていません。
あくまで「保護者を支える存在」として保育士になり、今も児童福祉の現場に身を置いている次第です。
○引退後は“惣菜屋”―
保育士になり、漠然とこのまま定年まで保育士を続けていくものだと考えていました。
保護者と関わる中で、家事がかなりのネックになっていることも分かってきます。
私は家事が好きなので、送迎の際に献立の相談に乗ることもしばしばありました。
そんな日々の中で、「引退後は、お迎えの時間に保育園前で惣菜を売れるようになりたいな」と考えるようになりました。
コインパーキングもキッチンカーも珍しくない時代です。保育園の給食とメニューがかぶらない移動惣菜屋さん、売れる気がしませんか?😄
毎日同じ保育園ではなく、曜日によってお店を出す場所を変えれば、顔を合わせる保護者も増えます。保護者と関わる機会は保ちつつ、好きな料理ができる。
厨房は、ゴーストキッチンなんてサービスもあるんです。自前で所有する必要もない。
定年後の夢として、抱いていました。
○“おむすび”の温かさ―
これはTwitterのフォロワーさんから伺った話なのですが、
旅先で素泊まりの宿にお世話になった際に、無料で朝食におむすび🍙を提供してくれたそうです。
そして、出発の際に女将さんが「今日も元気に行ってらっしゃい」と、背中をぽんと叩いて見送ってくれたとか。そのおむすびと見送りの言葉掛けから、何とも言えない温かさをもらったそうです。
私は当時、Twitterの方で“猫月界”🍻(会ならぬ界です😆)という集まりを催していて、いろいろな園の保育士と交流する機会をいただいていました。
ただの座談会なのですが、そこで話を伺う中で
頑張っている保育士を支える役割が自分に回ってきているんじゃないか?
と感じていたのです。
私自身は保育士として未熟ですが、
とはいえ経歴としては“ベテラン”を担う年齢になっています。
自分の成長ばかりを考えていられる立場ではない。
定期的に座談会を設けることも一つですが、
先程のおむすびの話を伺って、
「若手保育士向けの寮を作れないか?」
と考えるようになりました。
寮を作り、そこに住まう保育士におむすびとみそ汁を提供する。
それを食べてもらいながら、その日の保育の話を聞いたり、雑談したり…。
また、同じ話題を聞いたときには、
例えば「○○さんも運動会で考えてるみたいよ。一緒に話してみたら?」
と保育士同士の繋がりのきっかけになれたりするんじゃないかと。
寮に住む保育士は、いろいろな保育園に勤めていて、
だから自分の勤め先以外の保育を知ることができる。
考え方の幅も広がるし、悩みの共有もできる。
インプット、アウトプットを、日常的に繰り広げられる。
私は寮長として、ただただ話に耳を傾け、
時に自分の経験から
「こんなことをしたことあるよ」とか
「この時は、子ども達に迷惑を掛けてねぇ…」なんて
オヤジの戯言を呟く😄
土日はラウンジを開放して、
知り合いの保育士に来てもらったり、
近所の家族連れが遊びに来たり。
平日だって、昼間はカフェを開きながら、保護者の話を聞いたって良い。
寮、良いんじゃない?👍
って思っていたら、不動産経営って凄く資金がいるし、費用も掛かるんですねー💦
これは、出資者がいないと叶わないと分かりました😓
○おむすびを“提供する”には―
寮の経営は、現実的ではないと分かりました。
では、食堂ならどうだろう?😊
でも、食堂だと意図して足を運ぶ必要があります。
寮での食事は、日常なのでわざわざ足を運ぶ必要が無いんです。
食堂だと「行こう」と腰を上げなければなりません。
それって、多分忙しい保育士にはハードルが高い…。
さて、どうしたものか…。
で、今考えているのが、
移動惣菜屋 兼 おむすび屋です。
保護者には惣菜を販売し、
仕事終わりの保育士向けに温かいご飯とみそ汁を提供する。
もちろん、お惣菜を買ってもらえるならその分を取り置きもします。
訪問日は事前に知らせ、メニューも伝えておく。
たぶん、ネット注文の方が便利でしょう。
事前決済なら、現金のやり取りもしなくて済む。
ネット注文の利点は、事前に販売量が分かることです。
フードロスを減らすためにも、注文は「○時まで」を設定しておく。
思い立って買えない不便さはあるかも知れませんが、
保護者はお迎えを済ませたら惣菜を受け取るだけで済むメリットがあります。
保育士も、遅番が終わってから夕飯を作るって、もう苦行だと思うんですよ。
できるなら買って済ませたい。
遅番で、保育が終わって園舎の戸締まりをして、
それから帰宅して、ご飯を食べるのって何時よ?😭って。
まぁ、その場で「食べてって😄」は難しいでしょうけれど、
園舎の鍵を閉めたら、目の前で夕飯が買える。
それだけでも、ちょっと気持ちが軽く🎈なるんじゃないかなーと。
できれば、販売車の横にイスとテーブルを置いて、
話を聞きながら店じまいをできたら良いんですけれど、
ちょっと現状下では難しいですね…。
○“保育士になって10年”を支えたい―
養成校(大学・短大・専門学校)にいるときは、
教員や講師が保育学生を支援してくれます。
保育士になって10年を迎える人は、
それなりに保育スキルを身に付け、自信も持っていると思います。
ではそれまでの期間、
若手保育士の時代を支える存在は。
保育士をドロップしてしまうのは、この期間のような気がします。
保育が苦しい…。辛い…。
子どもが好きだったはずなのに…。
これは、うちの園だけ…?。
でも話を共有する相手がいない。
SNSは便利なようで、情報が偏ります。
なぜなら、自分と同じ境遇の人を探してしまうから。
心理的なバイアスで、
「保育が辛い」と感じている人は、
同じように「保育が辛い」と感じている人が目にとまります。
そして、「保育は辛いもの」というループに嵌まっていくのです。
私は、その期間にいる保育士を、支えたい。
当人の思いを「そんなことないよ」と否定するのではなく。
「そんなことがあったんだね」
「それで、明日はどうしたい?」
と、耳を傾けたい。
その上で
「こんな保育もあるよ」
「こんな保育園があるよ」
「あなたには、選択肢があるよ」
を、必要なときには届けたい。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
好き勝手をつらつらと書かせていただきました。
実現するかどうかは自分次第ですが、
具体的な方法は模索するにしても、
どうにか実現させたいと思っています。
幸いなことに、SNSを通して、
いろいろな経験や知識をお持ちの方々と繋がることもできましたしね。
このブログに目を通してくれた方にも、感謝しております。
飲食店経営について参考になる一冊です。
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