チームビルディングをサッカーに例えて考える

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『チームビルディングをサッカーに例えて考える』 徒然と雑談

こんにゃちは、猫月です😸

今回はチームビルディングの話

よく組織の意思決定の方法として
「トップダウン」
「ボトムアップ」という言葉を使うと思います
最近は「ミドルアップダウン」という手法も広く知られてきました

保育園も組織ですから
園としての方向性を決定するときには
上司が舵を取る園もあるでしょうし
職員同士で練り上げて進路を決める園もあるでしょう

厳密にいうと
「トップダウン」
「ミドルアップダウン」
「ボトムアップ」

経営マネジメントの手法ですが
今回はチームの構成・運営の視点でお話していきます

以上の5つの視点で考えていきたいと思います

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「トップダウン」「ミドルアップダウン」「ボトムアップ」とは

まず最初に
「トップダウン」
「ミドルアップダウン」
「ボトムアップ」

とは何かについて確認しておきましょう

トップダウンは、経営陣など少数の上層部が意思決定を行い
現場の従業員に展開・指示を行う意思決定スタイルです

【メリット】
・トップが決めるので、方針がはっきりしています
・急な変更にも素早く対応しやすいです

【デメリット】
・現場の人たちのアイデアが言いづらくなることがある
・上司に判断を任せてしまい、現場のモチベーションが下がることがある

トップダウンは「ワンマン経営」と否定的な見方をされやすいですが
決断までのプロセスが短いため、生産性を上げるためには非常に有効な方法です

ミドルアップダウンは、中間ポスト(ミドル)の判断を軸に組織経営を行うマネジメント手法です
ミドルの役割は、トップの意思を把握して全体に浸透させ、ボトムが感じた課題をトップに伝えます

【メリット】
・トップと現場の連携が取りやすく、柔軟なアイデアが生まれやすい
・情報や方向性の伝達がスムースで、組織全体が理解しやすくなる

【デメリット】
・連絡調整が必要なため、組織の決断に時間がかかる場合があります
・組織のコミュニケーションが、ミドルの能力に左右される可能性があります

敏感に現状を把握し迅速な対応ができるので
組織全体を円滑に活動させるために有効な方法です

ボトムアップは、現場の従事者に裁量・意思決定権を与え
上がってきた提案を経営陣などの上層部が承認する意思決定スタイルです

【メリット】
・現場のアイデアが出しやすく、クリエイティブになる
・現場主導の運営なので、持続的な組織の成長が見込める

【デメリット】
・現場判断なので、方針がバラバラになりやすいことがある
・大勢の意思を集約するので、決断に時間がかかる

現場に当事者意識が生まれるため
モチベーション向上に有効な方法です

トップ・ミドル・ボトムについては
その保育園の運営形態にもよりますが
経営層(社長、理事、代表など)がトップ
管理層(園長、主任など)がミドル
保育士がボトム
と想定していただければと思います

トップダウンの組織は、ピラミッド型がイメージされますかね
ボトムアップと聞くと、逆ピラミッド型でしょうか
ミドルアップダウンは、ドーナツ型(リンク型)がベターでしょうか

それぞれのマネジメント方法にはメリットとデメリットがあって
組織の目的・目標によって選択が異なってきます
トップダウンが悪くてボトムアップが良いというものではなく
あくまで“手段”であることを視点にしていただければと思います

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「FW」「MF」「DF」「GK」に例えてみる

さてさて、前提の説明が長くなりましたが
ここからが私の思うチームビルディングの話です

私は仕事を考察するとき
よくサッカー⚽に例えて考えます

「サッカーはあまり詳しくないよ…」という方もいらっしゃるでしょうから
簡単に4つのポジションを説明しましょう

サッカー好きな人からは起こられそうな説明🤣

11人をこのポジションに割り振って
チームとして勝利を目指していくんですね

私が仕事をサッカーに例えるのは
チームメンバーの連携を考えやすいからです

サッカーの目的は単純で
ボールを相手ゴールに入れることです
それと同時に、自分のゴールにボールを入れられないこと
そのために11人が状況に合わせて連携するんですね

サッカー1試合(90分)で
ひとりの選手がボールに触れているのは2~3分程度と言われます
ほとんどボールには触ってないとも言えますね

だからこそ
ボールに触れていない時に
どこで何をしているかが重要です

ポジションによって役割は違うんだけれど
得点をするために何をするか
失点しないために何をするか
常に考え続けていないと、成果が出せないのがサッカーです

FWとDFの意識が違ってしまったら
攻撃も守備も上手く行きません

「FWはDFのことがよくわかってない💢」とか
「DFはFWの立場でも考えてくれよ…😩」なんて
各々が愚痴っても良い試合にならないんです

保育園職場も同様だと思います
立場は違えど保育のために努力しているのは誰しも同じ
ポジションで優先して担う仕事に違いはあっても
組織として成果を出すという目的は共通なのではないでしょうか

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チームビルディングでの関係性はフラット

もうひとつ、チームビルディングをサッカーに例える理由があります

チーム内の人間関係をフラットに見るためです
サッカーのグラウンドは平面でしょう?(笑)

トップダウンやボトムアップというように
チームビルディングは上下関係で認識しがちです

実際、役職では“上司”“部下”と呼びますから
組織図上では上下関係にあるでしょう

でも、実際にチームとして仕事をする際は
ポジションの違いでしかありませんから
その関係性はフラットです

サッカーでもベテランとルーキーが一緒にピッチに立ちますが
試合中の関係は対等です
名前を呼ぶときに敬称も付けもしないし、敬語も使わない

戦術的な組み立てとして、軸になる選手はいますが
だからといって立場が上というわけではありません
単純に、チームが成果を出すための活かし合いです

チームビルディングを見るときに
平面にポジションの違う人間同士が立っている
立ち位置によってになっている仕事は違うけれど
仕事に向かう時の立場は同じ高さ、つまりフラット
そしてチームの目的=ゴールの位置は共通認識できる

チームビルディングを考えるときにサッカーを意識すると
メンバー同士の連携や
フラットな人間関係
組織の指向性(目指すゴール)
などが見えやすくなると思うのです

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“園長”は選手か監督か

さて、ちょっと視点を変えましょう

こういう例え話をしたときに尋ねられることがあります
「“園長”は監督ですか?」

私は園長もプレイヤーだと考えています

その根拠となるのは、私の職場の構造です

私の職場では園長は係長級の職員です
会社員の係長と同等と捉えてくださって結構です

会社員でいう係長は、部下こそいるけれど管理職ではありません
管理職であれば【承認】【決定】【決済】などの権限があります
ですが、園長にはそれらの権限がないのです

公立保育園の場合
保育園を統括する課があり、課長がいます
課長は管理職ですね

係は業務遂行をする最小単位です
「踊る大捜査線」の青島俊作は最終作で係長でした
部下を指揮する立場でもあるけれど
それと同時に捜査にも足を運ぶ刑事でしたね
プレイングマネージャーというポジションです

そう、園長はプレイングマネージャーなんです
保育にも携わるし、保護者対応もする
役職は保育士より上の立場だけれど
立っている場所は、私たちと同じ現場です

役所の課長が窓口に立つ画が想像できますか?
おそらくは奥の大きなデスクに座っている姿が浮かぶでしょう
管理職の仕事は業務の管理・監督ですから
現場の職員とは一線を画すのです

だから私は、園長をピッチに立つ一員だと捉えています

それと加えてもうひとつの根拠は
「幸せになる勇気」(©ダイヤモンド社)での一節ですね

この本の中では学級を民主主義国家に例えていました
生徒たちを国民と考えると
教師はどんな立場になるか?

教師を首長に例えると
国民に選出された存在でなければなりません
民主主義ですからね
でも、実際には教師は生徒から選ばれて教壇に立っているわけではない
教師は首長ではないわけです

つまり、教室内では生徒も教師もフラットな存在
違うのは役割だけということです

これは保育園内の職員関係も同様だと考えます
園長は保育士によって選ばれた存在ではなく
ただ法人や自治体の人事で配属されただけ

保育園という民主主義国家の中では
保育士も主任も園長も、上下関係ではなく
役割が違うだけ
の国民同士なのです

だから、園長も選手であると捉えますし
あとはピッチ上のどこに立って何を担っているかの違いだけと考えています

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“適材適所”と“職員配置”を考えてみる

さて、最後はサッカー好きによるお遊びです⚽♪

サッカーのポジションについて軽く触れましたが
実際のサッカーのポジションはもっと複雑です

フィールドは四角いですから
同じMFでも中央と左右があります
それだけでなく、中央でも前後がありますし
守備と攻撃で立ち位置を変えることも珍しくありません

DFにもセンターとサイドがありますが
”偽サイドバック”なんて戦術もあります
攻撃の時はボランチの位置に上がってゲームメイクする選手ですね

ここまでくると、サッカーに興味のない方には
ほぼ呪文かお経にしか聞こえないでしょう(笑)

簡単に言うなら
同じポジションであっても
その選手の得意とするプレーで役割が変わるんです

それは、保育園の職員配置も同じだと思うんですよ

例えば園長
同じ園長職にあっても
保育のサポートが得意な園長もいれば
事務で園運営を支えることが得意な園長もいますよね

園長だからといって
必ずしも牽引するポジションが得意とは限らない
むしろ後ろでドンと構えている方が向いている人だっている

肩書でポジションを決めるのではなく
あくまで適材適所で配置をしていく
園長が牽引タイプなら
主任はバックアッパータイプである方が
組織としては安定が見込めますよね

それだって絶対的な能力ということではなくて
組織内のメンバーを見た時に
より長けていそうな人を見出して
11人でバランスよく業務を遂行できる配置を作り上げていく

その適材適所だって、試合の状況によって変わります
サッカーでも左右を入れ替える場合もありますし
試合終盤にDFが前線へ出ていく場合もあるのです

その分、空いた穴を誰かが埋めることもある
チームとしての目的が明確なので
「何であの人の分まで負担しなきゃいけないの…」
なんて不満はありえない

重要なのは組織としての成果を出すことであって
自分が奮闘しているということは
メンバーも役割を超えた何かをしているということ

もちろん、試合開始時点からDFが前線に張りついていたら
「おまっ…仕事間違っとるぞ!💢」ってなりますけど(笑)

”適材適所”と“職員配置”は状況次第で流動的
というのは認識しておきたいですね

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最後の余談として
サッカーで常に前を向いていられるポジションがあります
それはどこだと思いますか?

ゴールキーパーですね🤗

GKは最終ライン近くのポジションですから
基本的には自分より後ろに選手はいません
味方の選手と相手選手、全員を視界に収めることができます

試合中、どこで何が起こっているのかを
一番把握しやすいポジションです

保育園の業務進行や状況を把握するにも
各職員の仕事や連携を把握するにも
全体を俯瞰するポジションには
園長や主任が就いて欲しい

と、個人的には思います
もちろん、得手・不得手があるので
チームメンバーで補完し合うのが前提ですけどね

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さてさて、好き勝手書いてまいりましたが
チームビルディングをサッカーに例えて考える
いかがでしたでしょうか🤭

あくまで私が重視しているのは
職場の人間関係はフラットであること
組織の目的は明確でわかりやすくすること
チームとして働く意識を持つこと
ポジションは適材適所で、連携していくこと

これらのことです

「園長は現場がわかっていない」とか
「保育士は園長目線で保育を考えて」といった不満が起こるのは
”組織”の中での各々の役割やポジションが不明瞭だからだと思っています

トップダウンであっても
ボトムアップであっても
自分の役割やポジションが不明確だったら
安心して働けないのは変わりませんからね

まずは、チームの中で自分は何を期待されているのか
どういった能力を発揮すればよいのか
誰とどんな連携をすれば目的に近付けるのか
そんなことを見直していただけたら
少しずつ働く環境がクリアになっていくのではないでしょうか

私はサッカーが好きなので、サッカーに例えましたが
自分が理解しやすい形に置き換えて捉え直すと
行き詰っている物事を理解しやすくなるかも知れませんよ
あなたなら、仕事を何に例えますか?

仕事を面白くするひとつのきっかけとして
例えにして捉えてみてはいかがでしょうか

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