絵本「パパとママの つかいかた」

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絵本レビュー[パパとママのつかいかた] たのしい絵本

こんにゃちは、猫月です😸

唐突にお尋ねしますが
あなたは、子どもにとってどんな存在ですか?

大人としては
子どもに信頼される存在でありたいですよね

子どもの気持ちを受け止める
必要な時は厳しさをもって関わる
子どもの好奇心を引き出す

時にくじけそうになるけれど
どうにか頑張って子どものためにいられるようにしていると思います

ところで、当の子どもたちは大人をどんな目で見ているのでしょう?

子どもから見たパパとママを描いた絵本があります

どんな絵本か、覗いてみましょう

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あらすじ

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「パパとママの つかいかた」
(作:ピーター・ベントリー 絵:サラ・オギルヴィー 訳:福本友美子🄫BL出版)

パパとママって、ほんとに うるさいよね。
ガミガミいうよりほかに やることないのかなって おもわない?
ああしろ こうしろって……まったく もう!
だけどね、そんなパパとママだって、うまくつかえば……
なかなか べんりなんだよ。

パパとママの つかいかた

まぁ、タイトルから強烈ですね(笑)
「パパとママの つかいかた」ですからねw

この絵本には、子どもの目線から見た
パパとママがいかに便利な存在かが解説されています

ガジェット系YouTuberと肩を並べるくらいの解説っぷりです
「そんなに便利なら、うちにもパパとママが欲しいなー」
と思う読者が続出するんじゃないか、ってぐらいです🤗

どれくらい便利かという実例
なんと23個も紹介されているんです!!

徳ナイフも真っ青ですね😱

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子どもは大人を信頼している

絵本の冒頭、子どもたちは

パパとママって、ほんとに うるさいよね。
ガミガミいうよりほかに やることないのかなって おもわない?
ああしろ こうしろって……まったく もう!

と不満を口にしています

それにもかかわらず
絶大な信頼も寄せています

言葉としては
「パパとママの つかいかた」
なんですけれども
子どもたちが表現しているのは
自分がどれだけ親に愛されているか
それに尽きると思います

たしかに小言もいうんだけど
それでも、自分を無条件に受け止めてくれているよね♪
それが「つかいかた」として表現されているのだと思います

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大人は子どもを信頼しているか

以前、「子どもを信頼する」ことについて
「大人は子どもを信頼することって、ないですよね」
という言葉を受けたことがあります

その方が仰るには、
“信頼”というのは相互関係であるから
子どもは大人を信頼して応えてもらえるけれども
大人が子どもを信頼しても、子どもは未熟だから応えられない
そういう趣旨でした

私からすると
“信頼”というのは、主観的な行動なのです
信頼するのは私であって
子どもが応えるかどうかは別問題
いわゆる「課題の分離」ということなのです

私は、子どもの可能性を信頼しています
子どもは大人と比べたら、どうしたって未熟です
身体が小さい、運動機能が拙い、知識・経験が少ない
でも、それらはいずれは解決されます
子どもは成長していくんですから

今は私が手を貸すことも
近い将来には子どもが自身でできるようになる
大人がやって欲しいことはやらないかも知れないけれど
子どもが自分でやりたいと思ったことは、自分でやるでしょう?

「いつかは、できるようになるよね」
「君たちは、大人より先を歩いているんだもんね」
「そして、未来を自分で切り開いていくんだよね」

私は、そう子どもたちを信頼しているのです
だから、
涙や鼻水を付けられたって
背中に飛び乗られたって
両手両足にしがみつかれたって
積んだつみ木を崩されたって
完成したブロックを壊されたって
別に意に介しません

それが、あなたたちの成長に要るんだろう?
その対象に、私を選んでくれたんだよね

そう受け止められるのも
子どもを信頼しているからこそ、だと思っています

大人が精いっぱいやっている中で
子どもが成長してくれたら
それは十分に信頼に応えてくれた
といって良いんじゃないですかね

子どもにつかってもらえる大人でありたい

この絵本に登場する子どもたちは
自分の意のままに奔放に生活し
それを支えてくれるパパとママの姿を見ています

表現は辛辣ですよー
ヒーターだったり
ソファだったり
ゴミばこにされたり
ウマにロバに
タオルにお絵描き帳ですからねw

でも、つかうだけじゃないんです

自分の心を受け止めてくれる存在であるとも
子どもたちは思っています

「いいこ いいこ」してくれる
「だいじょうぶ」といってくれる
大事な日は忘れない
パパとママのおかげで、何とかなると思っている

ただね……
油断しちゃいけないって思ってるんですって

だって、パパとママはね
ときどき……🤭

その理由は、絵本を読んでみてくださいね♪

絵本ナビ

この絵本との出逢いは【上野の森親子ブックフェスタ】でした
ゴールデンウィークに東京都上野恩賜公園で催されるイベントです
みなさんも、本屋で、ECサイトで、図書館で
素敵な本と出逢えますように🤗

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