【私の“活かし方”】

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時には昔の話をしようか

こんにゃちは🐈、猫月だんくるおすてうすです。

40才を迎えると“不惑”などと申しますが、
正直迷っていることだらけです😆

全然、落ち着いてない(笑)

これから、自分が何をするのか、
どう生きていくのか、
迷い事だらけです。

そんな迷子同然の私ですが、
先日“夢”に関して記事を書かせていただきました。

この夢については、
いろいろな方とお話しさせていただいているのですが、
この夢について話すのと併せて、
”猫月だんくるおすてうすの活かし方”の話もしておりました。

ジョハリの窓」(開放の窓、盲点の窓、秘密の窓、未知の窓)
というものがありますが、
誰かと会話することで、盲点の窓・未知の窓のように、
“自分の知らない自分”と出会うことがあります。

今回は自分語りです。
需要はあるけれど、マネタイズが難しい、猫月だんくるおすてうすのお話しです。
下手くそなセルフプロデュースと思っていただければ、幸いです😄

猫月の#(ハッシュタグ)

皆さんは、自分に #  (ハッシュタグ)を付けるとしたら、どんなものをつけますか?

#保育士  #子育て中 #読書 #映画好き #サッカーサポーター など、いろいろありますよね。

この # は、自分で気付いているものもありますが、
相手だけ気付いているものもあります。
「○○って、こういうところあるよねー」みたいな。

また、誰かと会話している中で
「あれ?実はこれ得意なのかも」とか
「あ、こういう価値観を持ってるかも」
なんてこともあるのではないでしょうか。

Twitterでのやり取りや、zoomでの会話、直接お会いしての対談などで、
気付いたこと、言葉を掛けていただいたことなど、たくさんあります。

現状で最大のものは、#絵本 だと思います。
自分で思っている以上に、絵本への興味、関心が強かった。
絵本への造詣が深いというのではなく、
自分の伸び代として絵本という「道を見つけた!」ってところでしょうか。
絵本については、これからも深めていきたいと思っています。

#保育の視点

これ👆言語化が難しいなーと思いながら、ちょっと頑張ってみます。
伝わらなかったらごめんなさい。

これは、具体例で話した方が分かりやすいかなー?

男の子3人がブロックで遊んでいます。
私も一緒に遊んでいました。

私はブロックに関しては、「得意😊✌」と言える分野です。

子ども達もそれを承知しているので、
私が黙々と作品を仕上げていく様子を見ています。

A君は、私が作っていく作業を見ながら、同じように組み立てていきます。
部品の色まで同じにする徹底ぶり。

B君は、私が作り上げた作品を見て、触れて、遊んでから、自分で組み立て始めました。
気になるところがあると、また作品を見ています。

C君は、私の作品を見て、自分で思いつくままに作り始めました。
作品を参考にしつつも、自分の作り方で組み立てていきます。

この3人を見て、「この子たちはブロック遊びが好き」「ブロックが得意」と思う。
多くの保育士は、そうだろうと思います。

ですが、私はちょっと違うんです。

A君が発揮しているのは、模倣です。

B君が発揮しているのは、分析です。

C君が発揮しているのは、創造です。

A君は、制作過程をそのままなぞる力がある。

B君は、制作物を観察して理解する力がある。

C君は、制作からインスピレーションを受けて別のものを創る力がある。

そういう感覚で、子ども達が発揮している興味や得意を見ているのです。

よく、絵を描くとなったときに、隣のこの絵を真似て描く子がいますよね。
その姿を見て「この子は自分の絵が描けない」と思いがちではありませんか?
その子が発揮しているのは、模倣なのかも知れませんよ。
それに、模倣って大事な能力ですよね。
ごっこ遊びなんて、大人の行為の模倣ですから。
模倣を重ねる中で、オリジナルが描ける力が付いてくることもあるわけです。

子どもの姿から、「できない」と捉えるより、
「何を発揮しているのか」を見て保育しています。
(もちろん、その子の課題は課題として捉えますし、必要な保育環境の整備も心懸けますけどね。)

#保育は仕事

子ども達に、「保育士の仕事」をどう説明していますか?

ある日、年長児の子にこう言われました。
「先生は大きくなったら何になりたいの?」

仕事帰りに玄関ですれ違った2歳児にこう言われました。
「先生、どこに行くの?」

研修のためにスーツに着替えた姿を見た3歳児がこう言いました。
「先生、これからお仕事に行くの?」

子ども達は、
保育士は保育園に住んでいて、
保育園に来た子ども達と遊んでいて、
保護者のような仕事はしていない、
そう思っていたようです。

私は子ども達の反応を見て、「可愛いなー😊」くらいにしか思っていませんでした。

でもね?

「保育士は子どもと遊んでいるだけの、誰でもできる仕事だ」
って言われると、腹が立ちませんか?
保育士の仕事の内容や、業務の複雑さ、就労状況の実際など、
言葉を尽くして説明しようとしませんか。

では、子ども達には「保育士の仕事」を説明していますか?

「保育士の仕事」を毎日保育園にいる子どもたちが知らない、
これはまずい!
と、私は子ども達に“保育は仕事”と伝えています。

「先生の仕事は、大きくなろうとするみんなを手助けすることです」

「だから、手伝って欲しいことは、何でも言ってください」

「ただし、手伝うことが“大きくなろうとする”みんなのためにならないことは、やりません」

私の保育の柱には、
野島千恵子先生「子どもの中で、子どもは育つ」という言葉があります。

子ども達の力だけで園生活が成り立つなら、
それほど望ましいことはない。

けれども、実際には子ども達だけで生活をするのは困難だから、
保育環境の一つとして我々保育士がいる。

子ども同士がケンカをしているときも、私は直接的な仲裁をしません。

「そりゃー、相手を許せないと思うほど腹が立つこともあるよ」

「叩きたくなるほど、言葉にならないくらい、怒りたかったんでしょう?」

「ケンカをしても良いと思うよ。ただ、終わらせ方まで、自分たちで考えてね」

子ども達の思いに寄り添いつつも、ちょっと離れた位置に立ちます。(もちろん、それまでに積み重ねた日々があるから、こういう関わりができるんですけどね。)

子ども達からすると、
叱って仲裁してくれる保育士の方が、“楽”だと思います。
ケンカをすれば、大人が解決してくれるんですから。
ただ、それで“人間関係”“社会性”って、育つのかな?と、私は考えています。

おそらく、叱る保育士より、叱らない私の方が、
子ども達からしたら怖い存在だと思うんですよねー。
だって、自分たちのしたことは
自分たちで責任を取らないといけないから。

私は、「子どもには、自分の責任を取る権利がある」と考えていますし、
その権利を奪ってはならないとも考えています。

走って転んで、痛い目を見る。

友だちとケンカして、気まずい思いを味わう。

でも、思ったように遊んだから、身体の使い方が巧みになる。

友だちに思いを伝えたから、謝ったから、より仲良く遊べる。

保育士がどこまで介在するか、
「保育士の仕事」とは何か、
常に考えていくのも、
また保育の仕事だと思います。

#保育士を育てる

上から目線な見出しだなぁ、と自分でも思います😓

ただ、実習生の受け入れや若手保育士の育成などは、やはり重要な仕事です。

で、なぜそれが自分の # になるかというと、
“保育を言語化できる”からです。
たまにいますよね、
「仕事は見て盗め」と言う人。
あるいは、「背中を見ろ」と言う人。
私からすると、それらは「自分の仕事を説明できない」って意味です。
自分の仕事を言葉にできない、伝えられない、理解してもらえない。
その言い訳が「仕事は見て盗め」「背中を見ろ」なんです。

自分の仕事を説明できないって、
信頼されるプロフェッショナルでしょうか。
政治家でもいますね、国民に伝わらない専門用語だけ並べる人。
そういう政治家を信頼しています?
長い話を聞かされた挙げ句「で、何をしてくれるの?」って感じませんか。
それと同じですよ。

保育士は、幼い乳幼児が理解できるように伝えられる、
そういう専門性のあるコミュニケーション能力を有しています。
そうでなければ、日々の保育が成り立ちません。
ただ、“職人保育士”になってしまうと、
自分の技術を盗んで欲しかったり、
背中で語りたくなってしまうようです。

私は、保育を自分で創り上げるタイプの保育士ではありません。
必ず、理論や根拠、先人の実践例がある
「巨人の肩乗る」タイプの保育士です。
自分が学んだことを保育に取り入れているので、
言語化して説明することができます。

保育を言語化して伝えることで、
#保育士を育てる ことを担い、
またその責任もあると、
私自身を捉えています。

#無駄なことを知っている

これ、私の最大の特徴です😄

どーでも良いことばかり知っている。

例えばですが、「すいか🍉は、果物か野菜か」って話題がありますよね。
農林水産省の分類でいくと、すいかは野菜です。
他にも、メロン、イチゴ、バナナ、パイナップルも野菜です。
簡単に分けるなら、
木に成る物が果物で、
草に成る物が野菜です。
バナナって、木じゃないんですよ。幹に見える部分は、実は葉っぱなんです。

ね?どーでも良いことでしょう?😆

他にも、「十回」の読み方は「じゅっかい」「じっかい」とか、

数には、
漢読み(いち、に、さん、し、ご、ろく、しち、はち、きゅう、じゅう)
和読み(ひ、ふ、み、よ、いつ、む、な、や、こ、とお)があるので、
「いち、に、さん、よん、ご、ろく、なな、はち、きゅう、じゅう」だと和漢が混合しているとかね。
(私は、音を大事にして喋るようにしています。“いち”で始まったら、四は”し”、七は“しち”と読みます。)

でも、その無駄知識のおかげで、
子ども達と遊べたり、
保護者との日常の会話が盛り上がったりするのです。
保護者会の中で、便利調理グッズの話をして、
「家事で時短できました」と仰っていただけたこともあります😉

#苦手なことだらけ

ピアノが弾けません。泳げません。逆上がりができません。

日焼けができません。
接触性じんましんです。
寒暖差じんましんもあります。

虫が苦手です(というか無脊椎動物全般が)。
カマキリが持てません。ミミズなんて以ての外です😱

花の名前が覚えられません。
パンジーとビオラを40歳まで逆に憶えていました。

身体が硬いです。開脚は90度が限界です。

人の顔を覚えるのが苦手です。
4月は、いろいろ困ります😓
(でも、私は憶えられやすいようです。見知らぬ方から名前を呼ばれることがあります)

時間の使い方が下手です。

同時に二つの作業がこなせません。
(でも、何かをしながら話が聞けないのは男性脳の特徴だよね?)

それでも、保育士として勤められています🙆

むしろ、苦手なことだらけだから、子どもの立場で保育を考えられる場面もある。

「できない」を前提に、子どもの成長を信じられる。

苦手なことだらけで良かったなー😏、と思うのです。

今回の記事、直接的に何かの役に立つことはないでしょう(笑)

ただ、私を知ってくださった誰かが、私の活かし方を思いつくかも知れません。
幸いなことに「一緒に仕事をしてみたい」とか、
「その事業が実現したら利用したい」というお声はいただいております。
問題は、マネタイズ(収益化)なんですけどね…。

あなたのことを知ることで、
あなたの良さに私が気付くこともあるかも知れません。

これからも、いろいろな方々との繋がりを大事にしながら、
保育と関わっていきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございます🙏
私の は、正直に言ってかなり凸凹していると思います(笑)
「クセが強い」というのでしょうか😆
ただその分、個性的で、なかなか希有な存在だという自覚もあります。
何かの分野で、100万人に1人の逸材になるのは難しい。
一方で、100人に1人の存在になら継続して努力すれば成れる、とも言います。
そして、100人に1人の能力を3つ手に入れたら…
100✕100✕100=1,000,000
100万人に1人の逸材に成れる。
自分の # を理解して、磨き続けたら、
ちょっとは胸を張れる保育士になれるんじゃないでしょうか。
磨き方=活かし方。
そう思いながら、今後も子どもたちと向き合っていこうと思います。

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