婦人科検診を受けて欲しいと願う

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こんにゃちは、猫月です😸

今回の記事は、完全に私事です

妻が子宮筋腫で大きな手術を受けました

子宮筋腫自体は珍しい病気ではありません
小さなものも含めると
30歳以上の女性の2~3割くらいの人に見られる良性の腫瘍です
良性の腫瘍ではありますが
症状や大きさによっては
妻のように摘出するケースもあります

今回は、経緯をお話ししつつ
子宮筋腫という病気と婦人科検診の重要性について
お伝えしていきたいと思います

私の視点で子宮筋腫と婦人科検診についての意見を綴っていきます

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妻の子宮筋腫が見つかったのは
娘の妊娠と同時でした

娘を授かったのは、結婚して1年半後でした

私は仕事柄、同僚が婦人科検診については存じてましたし
その検診を通して
子宮内膜症子宮頸がんが見つかったケースも知っていました

だから、妻にも婦人科検診を受けるよう勧めていました

「今年は検診を受けよう」
なんて話をしていた矢先に妻は妊娠したのです

産婦人科での最初の受診
診察室の外で待っている私を看護師が呼びにきました
夫婦で話を聞いて欲しいというのです

診察室では、妻がなんとも言えない表情で待っています
医師がエコー写真を示しながら説明を始めました

子宮筋腫自体は珍しくない病気ですが
それにしては、突きつけられた事実は
なかなかハードだと思いませんか

妊娠中、出産、産後…それぞれに大きなリスクがついて回るということです
そして、妻本人だけでなく
これから生まれてくる子どもにも
かなりの影響を及ぼすことがわかってきました

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ところで、子宮筋腫とはどういう病気なのでしょうか

妻の場合は自覚症状がなかったことで
妊娠するまで発見に至りませんでした

それでも、婦人科検診を定期的に受けていれば
子宮周りが腫れていることや
子宮口が視診できないことなどで異常発見は可能だったのです

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さて、産婦人科での紹介状を手に
出産可能な病院を探すことになりました

条件は、NICUがあり、かつ大量出血を伴う子宮の手術ができる病院です

県内に3つしか候補がないという時点で
選択肢は限られています

2つ目に訪れた病院で対応可能ということで
そこでお世話になることになりました

幸いなことに妊娠自体は良好で
娘は成長曲線の下端ながら順調に育っていきました

ただし、筋腫が大きくなっているので
妻の胃のあたりで横になっています
普通の胎児は、頭を下に向けていますよね
その頃には子宮筋腫の直径が22㎝を超えているとのことでした
その分だけ、娘は押し上げられていたのです

たくましい母子といいますか
結論からいうと38週を過ぎるまで妊娠することができました
体重も2,500gを超えればNICUに入る必要もありません

オペは順調に進み
予定時刻には娘と対面することができました
妻はそこからまだしばらく手術室にいましたが
母子ともにつつがなく(?)出産を終えることができました

まぁ、産後の肥立ちはなかなか大変だったんですけれど…
傷の回復も然ることながら
1か月後に起きた東日本大震災の影響もあって
親子3人が自宅へ戻れたのは4か月後のことでした

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娘が誕生して12年
(勇者ヒ●メルの没後○○年みたいw)

妻の身体に異変が生じます
元々年に1回くらいは高熱を出していたのですが
発熱をくり返すようになってきました
感染症の検査をしてもすべて陰性
バセドウ病など代謝異常でもなさそう

ひとつの可能性として婦人科を受診することになりました
思い当たることがあったからです

娘の出産以来、妻は婦人科の受診を避けてきました
「忙しい」を口実にはしていましたが
他の思惑があったのでしょう

私も仕事を休んで同伴するから―
と受診を勧めてきたのですが
のらりくらりと12年が経過してしまいました…

意を決して婦人科を受診すると
やはり発熱については「原因不明」でした
ただ、子宮筋腫はかなり大きくなっているとのことで
紹介状を書いてもらうことになりました

紹介されたのは、娘を出産した病院です

発熱に関しては原因は不明だけれども
子宮筋腫についてはオペが必要との診断です

ここからオペに向けての準備が始まります

まずは、筋腫を小さくする必要があります
筋腫は女性ホルモンの分泌で大きくなるので
閉経と共に小さくなっていきます
服薬で閉経状態にする(偽閉経療法)ことで筋腫を縮めていくことになりました

ただし、この薬は6か月しか使用できません
6か月以内には手術を行う必要があるのです

それだけ強い薬剤ですから
副作用もかなりあります
併せて解熱剤も飲んでいるので胃潰瘍になる恐れもありました
本人はなかなか苦しかったでしょう

各種検査をしながら経過観察をしていきますが
受診のたびに血液検査CTMRIも撮影するので
精神的な負担も相当だったと思います
採血のオーダーも6~8本とか多かったみたいですしね

いよいよオペの日取りが決まります
私も診察に同伴して病状と手術について伺いました

この他にも細かい説明がありましたが
大雑把な説明だけでも数え役満ですね…ハコっちゃいます😱

説明の後、担当医からは
「奥様に伝えたいことはありますか?」
と尋ねられました
私は「今できる最善を尽くしていただければ」とお答えしました

「もっと早くに!」と諫めないであげて、という暗喩だったのでしょうね
まぁ、時間が戻ることはありませんし
内臓破裂敗血症までなっていないのですから
ここで受診できたことが僥倖だったと思います

本人はいろいろと思うところもあるでしょうが
そこは夫婦で一緒に噛みしめていくことだと思います

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オペ当日、私は自宅で待機をしていました
感染症予防のため、家族でも入院病棟に入ることはできません
手術着に着替えると連絡があり
オペの終了は主治医から電話が入ることになっていました

予定の手術時間は早くて4時間
インシデントがなければ5時間後くらいには電話が来るでしょうか

4時間あれば、映画を観に行って帰ってくるくらい余裕なんですけどね
こういうときって、頭で思うほど身体は動かないものですね

散歩くらいは出ようかと思いましたが
近所のスーパーで翌日の朝食を買って戻ってきました
緊急の連絡は無いと思いながらも
“何かあったら”という考えが頭を過ぎります

結果、手術は無事に終了し
最後の連絡から5時間後くらいに電話が鳴りました
(こういう予想は当たるんだよなー😂)

主治医からの報告は
子宮は全摘出したことと
尿管など他の部位を傷つけずに終えられたこと
筋腫のひとつが壊死していたため化膿していたこと
その化膿が炎症の原因で発熱していたのではないかということ
などの説明がありました

退院は1週間後の予定でした

ところが、そこからがまた長引くのです

術後に抗生物質を投与するものの
感染症と白血球の数値が下がらない…
化膿した部位は除去しましたが
体内に広がったものまでは除去できませんからね

諸々含めて、両腕に6本の点滴をつけての療養が始まります
傷が塞がるまでシャワーも浴びられないし
検査結果が出るたびに入院の延長を伝えられるしで
入院している方も
待っている方も
徐々に気持ちが滅入ってきます
中学生になった娘も、なかなか眠れていない様子…

これでも、“よくある”病気での入院です

退院許可が下りたのは20日後のことでした

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妻の子宮筋腫がわかったのは30代を迎えてすぐでした
それで15㎝の大きさでしたから
20代の内から発症していたのだと思われます

婦人科検診では次のような病気を見つけることができます
・子宮筋腫
・子宮内膜症
・子宮頸がん
卵巣嚢腫らんそうのうしゅ

いずれも気づかなかったり放置したりすると
不妊命にかかわるおそれのある病気です
また自覚症状が出にくいものも多いため、定期的な検診で早期発見が求められます
特に、子宮頸がん子宮筋腫子宮内膜症
早期発見によって完治する率が高まるとされています

年齢や既婚・未婚を問わず
婦人科検診を受ける意義はより大きいのではないでしょうか

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健康診断が大事なのは、男女を問わずです
早期発見でガンから快復した方もいらっしゃいますが
残念ながら受診した時には末期だったケースもあります

健康診断で異常が見つかりながらも
「忙しい」からと2次検診を先延ばしにしていた方もいらっしゃいます

仕事は確かに大事ですけれど
自分の健康や命よりも優先されますか

私は常々、“命”というものは授かりものだと思っています

こちらから迎えに行くものではないし
自分の手で握り続けられるものでもない

宗教的な信仰心はほぼないんですけどw
それでも「生かされている」のが実際だと思っています

生きていくためには
自分のできる最善を尽くす必要があるでしょう
妻に対しても、娘に対しても
同じように最善を尽くす必要があると思っています

その上で、子どもを授かるかどうかは
“流れ”に則るしかないと思うのです

娘に関してだって
医学的には「自然妊娠したのは奇跡」だそうです
子宮口が塞がるような筋腫があったわけですからね

子どもを授かることも奇跡なら
今ここに自分がいるのも奇跡です

「幸運は訪れた時につかまなければならない」という諺ですが
それと同時に、「幸運をつかめるのは準備をしていた者だけ」とも言われます

健康は、自分でつかみに行ける幸福です
健康診断や定期健診で健康を維持できるなら
受けに行くくらいの余裕は持っていたいと思うのです

この記事を読んでくれているあなたが
自分の命と
パートナーの命と
今後巡り合うかも知れない命と
それぞれの奇跡を大事する行動を選んで欲しいと願います

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