幼児期の終わりまでに育って欲しい姿

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なんだろう?保育所保育指針

こんにゃちは、猫月です😸

先日、保育所保育指針の
第1章 総則 4:幼児教育を行う施設として共有すべき事項
についてお話ししました。

この記事の中で、
幼児期の終わりまでに育って欲しい姿
についてふれました。

幼児期の終わりまでに育って欲しい姿には、
ア~コの10の姿が記されています。

ただ日本語の難しい所で
「育って欲しい姿」と記してしまったことで、
就学までにこの10項目を達成すること
と誤解されがちなのです😵

今回は、この分かるようで分かりづらい
幼児期の終わりまでに育って欲しい姿
についてお話していきます。

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「幼児期の終わりまでに育って欲しい姿」

まずは、保育所保育指針に書かれている
幼児期の終わりまでに育って欲しい姿を確認していきましょう。

ちょっと、読み応えのあるボリュームです😂
ささっと目を通して、読み返したくなったら戻ってきても大丈夫ですよ👍

(2) 幼児期の終わりまでに育ってほしい姿
次に示す「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」は、第2章に示すねらい及び内容に基づく保育活動全体を通して資質・能力が育まれている子どもの小学校就学時の具体的な姿であり、保育士等が指導を行う際に考慮するものである。

ア 健康な心と体
保育所の生活の中で、充実感をもって自分のやりたいことに向かって心と体を十分に働かせ、見通しをもって行動し、自ら健康で安全な生活をつくり出すようになる。

イ 自立心
身近な環境に主体的に関わり様々な活動を楽しむ中で、しなければならないことを自覚し、自分の力で行うために考えたり、工夫したりしながら、諦めずにやり遂げることで達成感を味わい、自信をもって行動するようになる。

ウ 協同性
友達と関わる中で、互いの思いや考えなどを共有し、共通の目的の実現に向けて、考えたり、工夫したり、協力したりし、充実感をもってやり遂げるようになる。

エ 道徳性・規範意識の芽生え
友達と様々な体験を重ねる中で、してよいことや悪いことが分かり、自分の行動を振り返ったり、 友達の気持ちに共感したりし、相手の立場に立って行動するようになる。また、きまりを守る必要性が分かり、自分の気持ちを調整し、友達と折り合いを付けながら、きまりをつくったり、守ったりするようになる。

オ 社会生活との関わり
家族を大切にしようとする気持ちをもつとともに、地域の身近な人と触れ合う中で、人との様々な関わり方に気付き、 相手の気持ちを考えて関わり、自分が役に立つ喜びを感じ、地域に親しみをもつようになる。 また、保育所内外の様々な環境に関わる中で、遊びや生活に必要な情報を取り入れ、情報に基づき判断したり、情報を伝え合ったり、活用したりするなど、情報を役立てながら活動するようになるとともに、公共の施設を大切に利用するなどして、社会とのつながりなどを意識するようになる。

力 思考力の芽生え
身近な事象に積極的に関わる中で、物の性質や仕組みなどを感じ取ったり、気付いたりし、考えたり、予想したり、工夫したりするなど、多様な関わりを楽しむようになる。また、友達の様々な考えに触れる中で、自分と異なる考えがあることに気付き、自ら判断したり、考え直したりするなど、 新しい考えを生み出す喜びを味わいながら、自分の考えをよりよいものにするようになる。

キ 自然との関わり生命尊重
自然に触れて感動する体験を通して、自然の変化などを感じ取り、好奇心や探究心をもって考え言葉などで表現しながら、身近な事象への関心が高まるとともに、自然への愛情や畏敬の念をもつようになる。また、身近な動植物に心を動かされる中で、生命の不思議さや尊さに気付き、身近な動植物への接し方を考え、命あるものとしていたわり、大切にする気持ちをもって関わるようになる。

ク 数量や図形、標識や文字などへの関心・感覚
遊びや生活の中で、数量や図形、標識や文字などに親しむ体験を重ねたり、標識や文字の役割に気付いたりし、自らの必要感に基づきこれらを活用し、興味や関心、感覚をもつようになる。

ケ 言葉による伝え合い
保育士等や友達と心を通わせる中で、絵本や物語などに親しみながら、豊かな言葉や表現を身に付け、経験したことや考えたことなどを言葉で伝えたり、相手の話を注意して聞いたりし、言葉による伝え合いを楽しむようになる。

コ 豊かな感性と表現
心を動かす出来事などに触れ感性を働かせる中で、様々な素材の特徴や表現の仕方などに気付き、感じたことや考えたことを自分で表現したり、友達同士で表現する過程を楽しんだりし、表現する喜びを味わい、意欲をもつようになる。

保育所保育指針 第1章4(2)幼児期の終わりまでに育って欲しい姿

幼児期の終わりまでに育って欲しい姿は、
保育園(幼稚園・幼保連携認定こども園)小学校連携を密接にするために設定されました。

幼児教育での子どもの育ちを明確に示し、
小学校でも具体的な子どもの姿を共有してもらうためです。

子どもの育ちは、幼児期から青年期まで連続しているものです。
幼児教育と小学校教育で教育の指針が変わってしまったら、
子どもの育ちはブツ切りになってしまいます😨

それを防ぐために、
「幼児期の終わりまでには、こんな姿に育っているよね」
「だから、小学生にはこんな教育が必要になるよね」

という⛓リンク⛓のために、保育指針に記載されています。

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「でも、本当にこの姿に育つの…???」🤔💭

って、不安になるかも知れませんね。

まず間違っちゃならない大前提!

「幼児期の終わりまでに育って欲しい姿」ですが、
これは子どもに課せられたものではありません。

あくまで、保育所保育指針ですから、
保育所・保育士の保育が問われているのです。

「子どもたち、ひとりひとりが
 十分に能力を開花できるような
 保育環境を保障できたか」

要は、
質の高い保育を展開していたら、
幼児期の終わりには子どもたちはこんな姿が発揮できているよね

という確認なんです。

就学直前の子どもたちの姿を見て、
「幼児期の終わりまでに育って欲しい姿」がないのだとしたら、
それは自分たちの保育に危機感を抱かなければなりません。

常に省みるのは、保育所・保育士の保育の質です。

子どもや保護者に対して
「この子は、成長が遅い」とか
「やっぱり家庭環境が…」とか
責任転嫁しないように!

と、厳しめに重石を置いた上で😉

具体的な、それぞれの子どもの姿を見ていきましょう。

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健康な心と体

子どもたちには、健康で安全に毎日を過ごしてもらいたいですよね。

ですから、清潔に過ごしたり、自身の危険に気付いてもらえるようになって欲しい。

でも、それってどうしたらできるようになる?🤔

乳児期であれば、身近な大人が手を貸してくれます。
鼻を拭いたり、着替えさせてくれたり、おむつの交換をしてくれたり。

それが、いつまでも続いていたら…
子どもは自分で健康や安全に過ごせるようにはなりませんよね?

まずは大人がやってみせる
子どもが自分でやろうとし始めたら、見守る
求められたら、援助する

できるのにやらない場合は?

分かりやすく、やる意義を伝える

技術動機が身について
初めて「できる」という状態になるからです。

元気に遊びたいから
病気やケガをしたくないから
清潔な方が気持ち良いから

自分のために、自分で行動する

そう子ども自身が考えられるようになるために、
保育者は子どもとの関りや環境を整えていく必要があるということですね

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自立心

「自立心」は、幼児教育の中核的なもののひとつです。

「自立」「自律」は、成人でも重要な要件ですね。

簡単に言うと、自分のやろうと思ったことをやり遂げる力です。

やりたいことをイメージする
そのための手段や必要なものを用意する
やってみて直面した困難を工夫で乗り越える
自分だけで難しい場合には誰かに頼る
相手に合わせる
約束事やルールを意識する
経過や結果を受け止め、考察する

自分の実力を自覚し認める

「自立」するというのは、
自分で何でもできるようになることではありません。
自分の得意と不得意を知り、
他者に貢献できることと、
他者に助力を願うことを知っていること
です。

「自分でやろうと思ったことをやり遂げる」ためには、
自分より得意とする誰かに頼れるのも、大事な能力なのです。

俗にいう「目的のためならば手段は選ばない」ですね(笑)

これが、大人の手でアレもコレもお膳立てしてしまうと、
子どもは自分で達成するための試行錯誤の機会を失ってしまいます。

大人には、
見守りの姿勢と
いつでも助力できるという保障と
子どもの努力や経過を認める姿勢が求められる、ってことです。

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協同性

If you want to go fast, go alone早く行くなら、ひとりで進め.
If you want to go far, go together遠くへ行くなら、みんなで進め.

アフリカの諺

保育園は集団生活の場ですが、
最初から集団が形成されているわけではありません。

入園当初は、保育者と1対1の関りが主になります
保育園生活を過ごす中で、友だちの存在に気付き始めます

友だちと同じ空間で過ごす
友だちの行動に興味を持つ
友だちの遊びを模倣する
友だちと関わりながら遊ぶ
友だちと共同して遊び始める
友だちと協力して何かを成し遂げようとする
同じ目的のために、協力して行動する

そういった関りの展開があって、
時には思い通りにいかないことも経験し、
お互いのために譲歩したり、
話し合ったり、
新たな意見を見出したりしながら、
協同性を身につけていくのです。

汐見稔幸教授は言います
「意見は、誰かをくぐる必要がある」

ひとりの考えや思いには限界があって、
ひとりひとりの考えや思いを伝え合い、
お互いの意見を交わし合うことで、
意見として研磨、精錬されていく

大人は、そういう子ども同士の関わり合いを見守り、
お互いの思いが円滑に表現されるよう心理的安全性を保障することが大事なんですね。

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道徳性・規範意識の芽生え

協同性とも繋がってくるところですが、

子ども同士が集団で生活していると
当然、自分の思い通りに生活すればぶつかり合いが生じてきます

そういった関りの中で、
自分と友だちの快・不快の違いに気付くようになってきます。
「自分はこうしたい」
「でも、こうすると友だちは嫌なんだ」
その経験をくり返しながら、
お互いが心地良く過ごせる方法を見出していきます。

これを行動する前に想像できるのが「思い遣り」という力です。

子ども同士の関りの中で見つけていくものですから、
大人が伝えて教えられるものではないですね。

道徳規範というのは、
その思い遣りの範囲が拡大されたものです。

思い遣りは“わたしとあなた”の力ですが、
道徳や規範は所属するコミュニティ全般に影響してきます。

コミュニティの範囲は、
クラスであったり、
保育園であったり、
地域や国家であったりしてくるわけです。

ただ、その最小単位は“わたしとあなた”
その関りを保障し、自分たちで「折り合いをつける」経験が積み重ねられてこそ、
道徳や規範意識が芽を出す🌱ということを、
大人は重々承知していることが必要です。

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社会生活との関わり

保育園は子どもたちのコミュニティですが、
保育園もまた地域社会というコミュニティに所属しています

保育園が地域の一員としての役割を果たしていくのと並行して、
子どもたちが地域と関わる機会を設けていくのは大事なことです。

散歩や買い物で園外へ出ること
地域の住民とふれ合うこと
家族や高齢者と関わる機会を持つこと
地域のイベントに参加すること

保育園として地域に根差していく中で、
子どもたちが家族や地域との関りを経験し、
「自分も地域の一員なんだ」という意識を持つ

そういうことが、保育の環境設定には重要ということですね

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思考力の芽生え

遊びの中で、子どもたちは身の回りの因果に気付き始めます。

寒い日にバケツに氷が張っていたり
それが昼間に気温が高くなると溶けたり
濡らしたはずの砂がいつの間にか乾いていたり
モノは上から下にしか転がらなかったり

「こうしたら、こうなる?」
と、予測をもっていろいろなことを試し始めます

”科学”への芽生えですね🌱

子どもの「どうして?」という問いは
大人に正解を求めたいというよりも、
自分の感じた「不思議さ」への“共感”を募っているようにも感じます

例えば、冬の薄氷を見つけたとき
「どうして?」に対して
「いつの間にできたのかねー」
「昨日と何が違うのかなー」
と大人も一緒に不思議がれば、
子どもは自分なりの仮説を組み立て始めるでしょう

その仮説が正しいかどうかよりも、
仮説を試して、因果が成り立っているかどうかを体感する方が、
思考力を引き出すような気がしませんか?

砂糖と塩は似ているのに、
砂糖は甘くなって、塩は塩辛くなる

コーヒーとめんつゆはどちらも黒いけど、
そうか、匂いが違うね

大人にとっては当たり前のことが、
子どもにとっては不思議な出来事ですし、
大人が答えを伝えてしまうと、
その不思議はそこで止まってしまいます

自分で探求する楽しさと、発見する喜びが、
後々の学習意欲へと繋がっていくのです。

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自然との関わり生命尊重

鎌倉の建長寺“虫塚”というものがあります
解剖学者の養老孟司先生が、
建築家の隈研吾さんに設計してもらって建立したものです。

“塚”というくらいですから、虫の慰霊碑ですね

養老先生は、
人は日常生活の中で多くの虫を殺していると仰います
新幹線🚅の鼻を見てもらうと、赤い染みがいくつもついているのが分かります
あれ、走行中にぶつかった虫なんだそうです

そういった人の生活のために死んでしまった虫を供養するために、
養老先生は虫塚を建立したそうです

子どもの日常生活にも、多くの生き物が関わっています
虫もそうですし、草花もそうですね
もちろん、食料となってくれた動植物もです

「いのちをだいじに」

それは大事なことなんですが、
大人の価値観を押し付けるのではなく、
子どもが自身で「命って大事だ」を感じるにはどうすれば良いか

生き物を育てる経験もそうですし
園の近隣にふれ合える施設があるなら訪れるのも一つでしょう

ただ、ひとつだけ忘れてはならないのは、
大人が命の尊厳を大事にする姿勢を見せること

「虫にも五分の魂」と言います

命への畏敬の念を示すことで、
子どもにも、そういう思いが芽生えてくると思います

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数量や図形、標識や文字などへの関心・感覚

生活する中で、思考を助けるものがあります

それが、数量図形標識文字といったものです

自分の思考を具体的に表現するのは難しいですが、
数や多少、大小、長短などの数量的なものや
丸・三角・四角などの形を用いることで、
相手と共有がしやすくなります

また、標識やピクトグラム、文字を用いることで、
誰もが状況や行動の共有をしやすくなることもあります

例えば、時間
時間は目には見えませんが、
時計を介して視覚化し、共有することが可能になります
ただ、時計を読むためには数字が読める必要があり、
短針と長針の違いが分かる必要があります。

生活の中で、大人がものの特徴や違いなどを知らせることで、
子どもたちは徐々にそういった概念を身につけていきます

絵本を読み聞かせてもらう中で
文字に気付いたり、文字に合った音を知ったりする
形や色といった概念を理解し、
自分でも表現できるようになっていきます

数や文字を学習的に習得していくのは小学校へ入ってからですが
生活の中で概念を身につけておくことで、
小学校の授業での理解が進むのです

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言葉による伝え合い

言葉による伝え合いって、
大人にとっては日常的な行為ですが、
実はとても高度な作業です

そもそも、自分の頭の中で考えたことを言葉に置き換えなければいけませんし、
自分の考えや思いに合致する言葉を知らなければ、言葉にできませんものね

私の弟が子どもの頃、
「うん(Yes)」「ううん(No)」をワンランク上げようとして、
「はい(Yes)」「はいい(No)」と表現したことがあったんですね

大人からすると笑い話なんですが、
本人はいたって大真面目なわけです

自分なりに言葉の構成を考察して、応用したわけですから、
そこには高度な思考が伴っているんです

これが言葉を知っていると「はい」と「いいえ」という表現になるわけですが、
では、大人はその言葉をどこで習得したのか?ということです

私はブログの中で
絵本の効果についてくり返しお伝えしていますが、
絵本のみならず
子どもの生活環境にどれだけ豊かな”言葉”を用意できるかが
大人の役割だと考えています

それにはまず、大人が豊かな言葉にふれている必要があると思います

「英語は苦手」と遠ざけていると、
それは子どもも英語から遠ざかってしまうということです

子どものためを思うなら、
大人がまず、いろいろな言葉に積極的にふれていくのが大事だと思いますよ

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豊かな感性と表現

感性とは、何かを体験、体感した時に、何かを感じ取る力のことを言います

花や景色を見て「きれい」と感じたり、
動物にふれて「カワイイ」「心地良い」と感じたりしますね
天候が急変した時に「肌寒くなってきた」と感じたり、
雷や雹を「怖い」と感じるのも大事な感性です

そして、その自分の感じたものをどうにか表そうとするのが表現です

絵に描く
構成遊びで再現する
音にしてみる
仕草で例えてみる

表現の手段は様々ですが、
その根っこにあるのは、「自分の思いを誰かと共有したい」ということでしょう

子どもが感じたものに共感し
それを表現しようとした過程に注目する
子どもと同じ目線で、子どもの世界観を感じることが大事です

保育士をしていると、
制作遊びの完成形を追い求めがちになりますが、
保育士も保護者も、重視すべきは
子どもが何を感じ、何を表したかったのか
その思いや試行錯誤を通した子どもの成長の軌跡です

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幼児期の終わりまでに育って欲しい姿
10個すべてにふれると、さすがに長いですね(笑)

これら10の姿は、単独で成立するわけではなく、
それぞれが関わり合って発達していきます

そして、幼児期で発達が完成するわけではなく、
小学校、中学校、その後の青年期へと続いていくものです

「小学校へ行ったら困るから」と、
10の姿を誤解している人もいるのが実情ですが、
少なくともこの記事を読んだ方は、

子どもの発達に沿った保育が展開されていれば
「幼児期の終わりまでに育って欲しい姿」は発揮されるし、
その後の子どもの成長の土台は築き上げられている

ということを理解していただけると思います。

子どもの通知表ではなく、
幼児教育の質が見られているのだと、
保育園や保育士は自覚していただけたことでしょう♬

長々としましたが、
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

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