こんにゃちは、猫月だんくるおすてうすです。
今回はタイトルの通り、お父さん向けの内容です。
まず、この動画をご覧ください。
自分は仕事を頑張っているのだから、
家事は妻に任せれば良いという方がいらっしゃいますが…
突然ですが、失礼こかせていただきます🍑
家事をやろうとしないということは、
自分の身の周りのことができない、
ということです。
家事は、自分の生活に関わることなので。
「自分の身の回りのことを自分でしようとする」
は、3歳児の目標です。
家事をやろうとしないということは、
3歳児の目標を達成できていないということです。
「家事は、妻の仕事」は嘘です。
3歳児から成長できなかった言い訳です。
はい、毒舌が終わったところで本題へ入りたいと思います。
(今回は全般的に表現が辛辣でーす😜)
”イクメン”とは
”イクメン”という言葉があります。
イクメンプロジェクトによれば
「イクメンとは、子育てを楽しみ、
自分自身も成長する男性のこと。
または、将来そんな人生を送ろうと考えている男性のこと。」
だそうです。
はっきり言ってしまいますが、
父親ならそんなことは当たり前です!
スタートラインです!!
と、ぶった切ってしまうと、元も子もありません(笑)
ここで一冊の本を紹介したいと思います。
「ヨチヨチ父」(作:ヨシタケシンスケ)は、
お父さん目線の子育てエッセイです。
ここに出てくるお父さんは、
世間でイメージされている
”イクメン”とはほど遠い像で描かれています。
でも、すごく等身大で、共感できるお父さんです。
格好良くはないし、
むしろ情けないけれど、
なんとかお父さんになろうとして頑張っている。
妻からすれば、
夫としても父としても物足りない伴侶ですが…。
”イクメン”が”イケメン”から派生した造語であるため、
イメージのハードルが高くなってしまっているのではないか、
と感じることがあります。
私は「イクメンだよね」と言われることがありますが、
保育士なので子どもの育ちに関する知識も情報も持ち合わせていますし、
そもそも料理や裁縫が趣味だったこともあって、
家事が苦ではありません。
それに、家事をすることで妻の負担を軽減できているかも知れませんが、
育児の主担はやはり妻です。
遊びや学習に関しては私が頼りにされますが、
生活全般でいえば、子どもは妻との関わりを求めます。
「料理が美味しいのはお父さんだけど、
食べたいのはお母さんの作った物」
だそうです😱💔
ということで、
”イクメン”は子育てに関わろうとすれば、イクメンなのだと思います。
でも大事なのは、
「子育てに関わろうとしているよ」という姿勢と言葉を、
はっきりと示すことです。
格好つけて、
イメージを高くして、
自分を苦しめることのないように。
それこそ、ハンカチ一枚を畳むところからがスタートです。
ハンカチが畳める
タオルが畳める
自分の服をしまえる
洗濯物が干せる
洗濯ネットに入れる物が分かる
自分のシャツにアイロンがかけられる
と順を追って身につけていけば良いのです(洗濯物で例えましたけど)。
無骨に、地ベタを這いずり、泥を啜る思いで(ヱ)
ナニヲ、シタライイノカ、ワカラナヒ…💔
子育てに協力したくはあるけれど、何をしたら良いのか分からない……。
それも本音ですよね。
実のところ、お母さんも困っていると思います。
でも、手をこまねいていたら子どもは死んでしまうので、
母は本能に任せるままに子どものために尽くしています。
ミルクをあげ、
夜泣きに目覚め、
化粧をするどころか髪を直す暇も無い。
大変です!
育児に奮闘する妻を見ながら
「よし、俺は家庭を支えるために、仕事に邁進するぞ!」
は、離婚のスタートラインです。
走る方向が間違っている⚠
まず、産後のお母さんは体力が元に戻っていません。
それに加えて、母乳=血液を子どもに与えるので、体力の消耗も激しいです。
にもかかわらず、夜泣きに対応しているので、
回復の暇が無い😱
男性ではなかなか例えられませんが、
毎日200CC献血しながら徹夜で仕事をしてみたら、
少しは共感できるかも知れませんね。
「まずは共感!」
夫として、父として、
最低限やらなければならないのは、
この大変さに共感し、我が身に置き換えて考える事です。
そして、とにもかくにも妻の体力が早く回復するように、
睡眠時間を補償してあげる事です。
夜泣きに対応できるミルクの準備をしてから就寝しましょう。
今なら、液体ミルクも売ってますし(良い時代ですねー)
母父子の順で寝る事も重要です。
子どもが泣いたら、起きるのは父。
夜泣きの対応をする中で、
子どもの要求や気持ちを理解できるようになっていくので、
メリットしかないです(多分)
「仕事もするけど、家事も育児もする!」
あ、仕事を定時に上がるのは当たり前です。
育休は取れなくても、
仕事を定時内に終えるのは
父以前に一人前の社会人としてのたしなみです。
酒の誘いは、当然断ります。
赤ん坊のいる父を酒席に誘う人は、人類の敵と言って差し支えありません。
子どもが育たねば、社会は崩壊するのですから。
これで、料理はできなくても、
夕食と明日の朝食の買い出しはできますよね。
30%オフの丼物とシリアルと牛乳を買うだけでも良いのです。
できれば、妻がホッとできるスイーツも添えて。
あ、カフェインとアルコールはだめですよ?
ココアやコーラにもカフェインは入っています。
エナジードリンクなんて以ての外です。
お嫌いでなければ、甘酒は飲む点滴と言われる位なので、お薦めします。
バナナは幸福感を得られるそうです。
鉄分補給に、牛肉やハラミも良いですね。
レバーは、好みがあるでしょうから。
飲み物は重いので、
週末に配送されるように箱買いしてしまうのが良いと思います。
帰ったら、可愛い我が子の前に、愛おしい妻に声をかけましょう💕
自分の疲れの前に、妻をねぎらいましょう。
そして感謝を🙏
それから、我が子の顔を見て、自分も癒やされましょう。
食事、入浴で疲れを癒やしたところで、
ついでに洗濯と風呂掃除をしてしまうと楽です。
これは私の周囲での統計ですが、
お風呂掃除を敬遠する女性は多いです。
特に出産直後はかがむ姿勢がつらいので、ありがたいと思います。
洗濯は全自動洗濯機なので、扱い方さえ分かれば苦労はないはずです。
自分の着る服ですので、自分で洗うのは当たり前です。干すのもね。
自分の洗濯もするのですから、家族の洗濯をするのも手間ではないはずです。
洗濯するのは、洗濯機ですから。
無理して畳む必要はありません、乾いた物を着れば良いのです。
3着もあれば、ローテ―ションでコーディネートはできます。
掃除はちょっと手間ですが、
フローリングは、テレビを見ながらハンディーモップできれいにできます。
カーペットならコロコロで十分。
あ、ゴミの日は忘れないで!
前夜にまとめて玄関へおいておけば、忘れませんよ。
仕事のスケジューリングより遙かに簡単です。
一つ提案するとすれば、
帰宅したらスマホの電源は切りましょう。
家族とふれあうために。
思い切って便利家電を購入してしまうのも手です。
「高額だし・・・😓」と思うかも知れませんが、
家事にかける時間とお金とどちらがもったいないかは、
夫婦で話し合ってみてください。
家電ではないですが、家事を助ける便利グッズもあります。
「少し、たくましくなろう」
出産直後の妻は、夫よりも子どもを優先します。
自分の命を懸けて出産しているので、自然な事です。
お父さんをないがしろにしているわけではありません。
一過性だと割り切って時が来るのを待ちましょう。
また、出産によりホルモンバランスが急激に変化しているため、
感情が大きく揺れ動きます。
こちらが同じ事をしても、反応が著しく違う事も珍しくありません。
それは性格が変わってしまったのではなく、
ホルモンバランスが整うまでの一過性の物です。
ちょっと長めの台風が来たと思えば良い。
時に、言葉の槍で滅多打ちにされますが、
それも折り込み済みで。ただ、逃げちゃだめですよ?
妻の話に耳は傾けつつ、
自分も妻も悪くないと割り切る。
あ、悪いときはちゃんと謝りましょう。
その時期は過ぎちゃったんですけど…😭
出産直後に精一杯の貢献をしていれば、
お母さんは早めに回復し、
夫婦関係も穏やかに過ごせると思います。
が、それをしてこなかったとなると、
妻の中には大きなわだかまりが残っていると思います。
それが、いつ噴出するかは、分かりません。
「一緒のお墓に入りたくない」と、
定年と同時に離婚に踏み切れらるケースも少なくないです。
こう言っては何ですが
「復讐の機会」を待たれている夫は多いのです。
織田信長のように
華々しく散る事ができればまだましかも知れませんが
おそらく難しいでしょう。
なぜなら、妻がいなくなった後も長い人生が続きますから、
孤独の中で。
と、脅してばかりはこの記事を読む甲斐もないので、
少し失地回復の機会を提案します。
まず、最初にも話しましたが、家事は自分の世話です。
自分の面倒を見る事から始めましょう。
そして、これまで自分の事を支えてくれた妻に感謝の意を伝えましょう。
食事の「いただきます」「ごちそうさま」は忘れない。
時には「いつも頑張っているから、たまには外で食べようか」も提案しましょう。
洗濯と掃除の負担を代わるか、軽減しましょう。
家電がそれを手伝ってくれます。
でも、「買ってやった」とおごらないように。
本来は、あなた自身がやらなければならない家事です。
自分の趣味を大事にするのなら、
同じだけの時間を家族のために使いましょう。
そして、妻にも好きにつかえる時間と多少の費用を保障しましょう。
子どもの新生児期につかわなかった時間を、
これから家族のためにつかうのです。
そして、妻がつかえなかった時間を、これから補償していくのです。
「父である覚悟」を、きちんと示すのです。
妻にも、子にも。
時間も、金銭も、惜しんではいけません。
そのツケは、結局自分に返ってきます。
“愛”って、何ですか?
「愛のない親はいない。愛の伝え方を知らない親はいる」
これは、親子だけでなく、夫婦にも当てはまると思います。
愛を伝えるには、技術が要るのです。
その技術の一歩目は、
当たり前の事にこそ“ありがとう”を伝えるです。
そして、自分に非があるときは素直に謝ることです。
「ありがとう」と「ごめんなさい」は、ためらわない。
極端な事を言いますが、
今日会えた人に、明日も会える保障はありません。
私も、何度かそういう経験があります。
人は、突然いなくなってしまいます。
今日も会えた事は、当たり前ではありません。
相手がいなくなってしまうかも知れないし、
自分がいなくなってしまうかも知れない。
今日も隣にいてくれることは、
それだけで、ありがたいことなのです。
夫婦になる(婚姻するにしろ、しないにしろ)ということは、
一人の人生だったものを
二人の人生にする覚悟と努力を誓う
という事です。
夫婦になるまでは、覚悟は一人で決められました。
夫婦になったあとは、二人で覚悟をしていかなければなりません。
子どもを授かっても、授からなかったとしても、
その覚悟と努力に差はありません。
家族である、家族を愛するということを見つめてもらえれば、
あなたのイクメン像が浮かび上がってくるのではないでしょうか。
家族の一員として、
あなたは家族にどう貢献しますか?
それは、あなたが自分に求める人生の価値であるとも思います。
最後に、また動画を一つご覧ください。
時間は限られています。
あなたの時間が、人生が、
充実した物でありますように😊
コメント